野太いまち、奈良の都が好きである
私は、大仏様や天平の甍に代表される野太いまち、奈良が大好きである。
そして山の辺の道を古代社会を夢見ながら春先に散策するのが特に好きである。
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今から33年前の1982年3月18日の朝、私は奈良ホテルのダイニングにて朝粥を食していた。その時テレビで聞き覚えのある人物の声がダイニングルームいっぱいに木霊した。あの桂米朝師匠の声であったが、評論家の草柳大蔵と会食をしていた。品格のある関西弁が私の耳元に心地よく吸い込まれていった。現在、私はその時の師匠と同じ歳になった。
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そして一昨日、桂米朝師匠が鬼籍に入られたニュースを新聞で知った。
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あの歯切れの良い上方落語をライブで堪能できないのがたいへん残念である。
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ご冥福を祈る
合掌
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