裁量労働、シェアハウス、民泊が再びブーム?
20数年前に民間の研究員であったとき、すでに裁量労働制であった。
やがて研究所の管理職になると年棒制となり、残業という概念がなくなった。
プレイング・マネジャーである。
そして、36協定の一方の当事者にもなった。
*
30数年前の学生時代、シェアハウスを経験した。
一人暮らしの高齢者のお宅に、各部屋ごとに会社員、学生など、他人同士である男女4~5人が集住した。鍵のない日本間であり、いつも玄関は開いていた。
だが、しばらくして私は他人の目を気にしない鍵のかかる一般のアパートに引っ越した。
*
40年前の高校時代に山口県の萩へ旅をした。
吉田松陰の松下村塾を見にいったのである。
志の大なるも簡素な小屋に正直驚いた。
*
*
そして当時はユースホステルが一大ブームであった。
萩市内のユースホステルは満室で泊まる場所に苦慮していると、おばさんがユースホステルと同じ料金で自宅に泊めてくれた。自宅には旅人のノートがあり、多くの人が宿泊していた。
今思うと、これ民泊の始まり。
*
裁量労働制も、シェアハウスも、民泊も、こうして昔からあり、テレビや新聞、インターネットがなぜ再び騒ぐ(炎上する)のか。
*
世間のライフスタイルが退化しているのか。それともマスコミ力の衰退なのか?
歴史は繰り返す。
« 青少年よ、大志をいだけ! | トップページ | 自由時間評論家・津端修一先生を悼む »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- さあ―大変だ。新聞の発行部数が減っている(2024.06.08)
- あの素敵な昴に乾杯、そして合掌(2023.10.16)
- マンション管理組合における理事の仕事とは(2023.10.16)
- 細内所長の旅日記ブログが1500回を達成しました(2023.04.12)
- 我々は文明開化以降の時間泥棒を断ち切れるだろうか?(2022.11.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント