還暦をすぎて契約社員で残ったら、自ら『辞めます』といってはいけない
還暦をもって一旦会社を退職し、その後の給与は以前の半分以下の半年契約、もしくは年契約として勤務すれば、原則65歳まで勤められことになっているが、これは建前で思うような成果が出せないと、会社から契約を打ち切られるケースが増えている。
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また会社の業績や本人のやる気にもよるが、途中で雇用契約を自ら蹴ってしまうシニア社員も少なくないのが現状だ(最近私のまわりでとみに増えてきた)。
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かつて会社の支社長、本部長や部長、課長などの要職に就いていたご仁が、過去のプライドを盾に自ら『辞めます』と宣言すると、たちまち社会保険も打ち切りになり、無・年金期間に突入する。
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2013年から基本年金の支給開始年齢が段階的に65歳に引き上げられるという法の壁もあるが、年金支給開始までのブランクとなる残りの1年~5年をいかにカバーして働くかが(職安に駆け込むのも一手だがなかなか見つからない)お父ちゃんの思案橋だ。
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そして宮使いをやめ、最近身の丈起業するご仁も増え、新規開業者の33%は60歳以上のシニア起業だそうだ。当方へそうした方のご相談も増えてきた。さもありなんである。
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あなたがもし還暦を過ぎて、契約社員にて会社にうまく残れたら、けして自分から辞めますといってはいけない。
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それはローンの残るお父ちゃんの現実なのだ。
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☆人口減少社会だが空き家1000万件はビックチャンスなのだ
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