新しい意思表明の方法(SNS・クラウドファンディング)が動き始めている
先週末の夕方のTVニュースで埼玉県川越市のスカラ座が紹介されていた。
ここは、NPO法人が運営する市民シアターであるが、運転資金にいつも窮しているところである。
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私は、数年前頼まれて、ここで「地域デビュー」の講演をしたことがあり、映画館の前方の席を外して、少し変わった会場で話しをした記憶がある。
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さて、スカラ座は川越の老舗の映画館であるが、オーナーが高齢となり、館を閉じる意向であったが、市民の熱い思いでNPO法人として再生した老朽の映画館である。
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だから設備投資がなかなかできず、3年前にもSNSのクラウドファンディングで200万円調達し、アナログ映写機からデジタルの映写機に買い替えたばかりであった。
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TVニュースによれば、今回は館内のトイレが故障したが、修理に60万円ほどかかるらしい。そこで今回は、少し遠慮してSNSのツイッターで窮地を救ってほしいと呼びかけたらしいが、館内の募金箱には現在6万円しか集まらないらしい。
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今回民放テレビのニュースで紹介されたので、SNS・クラウドファンディング対SNS・ツイッター+民放TV(マスメディア)の競争は、果たしてどちらが勝つか?結果は後日のお楽しみである。
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SNS・クラウドファンディングの威力はけして小さくない。先日も”親に恵まれない赤ちゃんを救う”全国組織の立ち上げ資金に、目標額2500万円がたったの9日間で”1200人の賛同者による善意の心”が成立した。
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新しい意思表明の手段(SNS・クラウドファンディング)として、もう一つの経済が動き始めている。
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