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2016年3月28日 (月)

ある社長のバス100台伝説

ある商業ビルの社長は、高卒(その後夜間部の大学を出ている)から上りつめた現場たたき上げの苦労人であり、常日頃部下には仕事は死ぬ気で取り組め、あとは俺が骨を拾ってやるからという男気まんまんの社長である。

そんな彼の「100台バス伝説」を数年前に彼の故郷で見聞きした。
彼は親孝行で年老いた両親のもとに毎週のように帰っていたそうだ。
そして山峡にある彼の実家は、両親のために彼が新しく建て直しをしたものである。
ある日父親が彼岸の地に旅だった。
すると彼の商いに関係するビルのテナント業者の人たちが、東京からバスを仕立てて、100台を超えるバスに乗って、彼の父親のセレモニーに馳せ参じたそうだ。
その田舎町始まって以来のバス100台以上が数珠つなぎとなって彼の実家に押しかけたそうだ。
これこそ彼の一番の親孝行だと町のビック伝説となっている。
日本における商売の心得をここで一つご紹介しよう。
商いは、ビジネス+冠婚葬祭を大切にする。けしてそれも怠るべからずだ。
バス100台伝説が何よりの証拠だろう。
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☆新宿駅は年々南進拡大している。当社のある代々木(千駄ヶ谷5丁目)では、代々木駅はもはや新宿駅の一部といっても良い感じだ。

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