小学校からお茶づけ12年とメタボ判定の通知
小学校からお茶づけ12年という言葉をそこの卒業生から聞いた。
意味の分る人は、お受験の勝ち組だ。
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若いころ、ある寺院の日曜坐禅会に出席した時、トイレ掃除の作務の後、参加者全員でおかゆをおいしく食べたが、最後はどんぶりの縁にへばりついた米粒をきれいに沢庵1枚で上手に掃除して、どんぶり洗いの手間を減らす。これ今風に言えばエコライフだ。
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日常生活でも掃除好きな日本人は多いが、その精神、作法は仏教の禅宗とものに命が宿る神道(ICT時代のIOTはこう思えば日本人には理解しやすいはず)にある。
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ひたすら精進し、毎日のお勤めが大事、最後の米一粒も残してはいけない。
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子どもの頃、ご飯を残すとばちが当たると教えられ、今でも出されたご飯は残さず、きれいにたいらげる。
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そんな生活を60年間も続けてきた。
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しかし、ここ数年は、毎年市役所の健康福祉課からメタボ判定の通知書が来る。
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「三つ子の魂100まで」のことわざ通り、ご飯は今でも極力残さないようにしている。お百姓さんが精魂込めて作ったものと教えられた。
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古き日本人になりつつあるわが身を、ビア樽になった腹を叩いて、極力忘れることにしている。
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*今週の9/30、10/1は、四国愛媛県西予市の宇和町先哲記念館へお話しに行きます。10年前宇和海三瓶のプールでマンボが泳いでいました。今回も会えるかな。
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