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2017年2月 8日 (水)

津端修一英子ご夫妻に20年ぶり映画館で再会

本日夕方時間が空いたので、当社のあるJR代々木駅から北に3つ目の総武線東中野駅近くにある映画館で、津端ご夫妻の暮らしのドキュメンタリー「人生フルーツ」を見てきた。

津端修一英子ご夫妻の春日井市にあるお宅へは仕事の関係で20年前に訪問したことがあるが、そのドキュメンタリー映画と20年前の暮らしが少しも変わらないことに驚いた。そうしたご夫妻の暮らしを拝見し、「できることから、小さいことから、こつこつと実行する」をモットーにしたご夫妻の考え方はすばらしいことであると改めて実感した次第である。
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津端先生は、たしか愛知県岡崎市(三河国)の生まれである。小生も岡崎市には何度か岡崎市主催のCB講座主任講師として訪問したが、徳川家康が誕生した岡崎城のある質実剛健を旨とするまちだ。
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最近までの生活を記録した今回のドキュメンタリー映像は、津端ご夫妻の20年前の暮らしと寸分変わらないもの。自由時間評論家の津端先生は、身の丈の暮らしを農的生活のコツコツで歩み、その姿はまさに三河人の気骨そのものではないか、と感じ入った次第である。
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そのことは三河武士で元旗本の鈴木正三が江戸初期に「田畑を耕すことはまさに仏法であり、ひと鍬ひと鍬が大事である」と唱えていたことと、重なって感じたのは私だけだろうか。そうした何事もコツコツと積み重ねるの精神は、今でも現地にある自動車メーカーに受け継がれている。
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そして、津端ご夫妻もそうだが、小生の両親の世代である昭和初期生まれの先人たちは、自分で作れるものはなんでも自分で作るという健全な精神があり、そうした発想は健全な家庭、健全な学校生活、健全な地域社会を生み出すものと思った。
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夕刻の喧噪の中、私は清々しく東中野の映画館をあとにした。
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充実したひと時であった。それにしても観客のほとんどが60歳代以上で、昭和の暮らしを懐かしむ人々のように思えた。
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☆駒澤大学でCBの特別講義をした後、松本准教授のご案内で澤木興道老師の木造が安置されている禅研究所を訪ねた。
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