私の生き方、働き方、研究道について
私は、お受験で入った公立の幼稚園から、父の転勤で曹洞宗の幼稚園へ転園した。その時から門前の小僧となり、やがて大人になると、東京世田谷の曹洞宗寺院の座禅会に日参するようになった。
柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺。法隆寺も観光ボランティアさんが案内してくれる。
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そこで毎月ご提唱に来られる駒澤大学仏教学部の鈴木格禅先生のご提唱を受け続けたことが、私の研究道を極めるきっかけとなった。
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駒澤大学仏教研究所の澤木興道老子像。澤木老子は鈴木先生の師にあたる。
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そして、それには後日談があり、私が幼少時に通った曹洞宗寺院付属の明星幼稚園の瀧口玄英園長と鈴木格禅先生は駒澤大学時代の同級生であることを、後日鈴木先生から直接伺ったものだ。これもご縁、あれもご縁である。
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駒澤大学での特別講義を終え、大学構内の座禅堂にて座禅を組む
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私の研究道は、先人から多くの英知をもらい自己を習うことから始まった。
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下河辺淳先生から、対談の時、理路整然と話をする姿勢を習う
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津端修一先生から、自由時間という、自立した人間なら当たり前の価値を習う
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今井俊博先生から、身土不二の存在意義を習う
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NHKの藤田キャスターからテレビ出演時における間合いの取り方を習う
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大学時代、嶋崎先生から研究の面白さと楽しさを習う
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玉井先生から農村社会の歩き方と住民目線の合わせ方を習う
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鈴木格禅先生(道元禅師)からの教え、『自己を習うということは、研鑽を積み自己をよく知ることである。』
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多くの先人たちに感謝、合掌!
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以上、還暦を迎えて、ふと気が付いたこと。
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ここまで人生の2/3を生きてきた。わきが甘く、幸せを取りこぼしてしまった。100点満点中で60点だ。いや59点かもしれない。
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日光開祖の勝道上人像
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