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2017年10月 4日 (水)

中小企業の事業継承は難しい

仕事柄多くの事業継承を見てきたが、なかなか難しいものだというのが率直な感想だ。

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(写真と本文は関係ありません)

社内に後継者が育たず、周りにイエスマンばかりが寄り付き、停滞している会社
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社内に後継者がいないと見ると、競合他社の有能な経営者を見つけ、株式交換で経営統合をすすめる老練な会社経営者
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息子に自分の長年の夢であった新規事業を立ち上げさせ、事業を継続拡大させるやる気まんまんの経営者
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いずれの経営者も還暦をすぎたベテランの経営者だが、悩みぬいた末に今がある。
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日本の会社経営者には、会社を売却してしまおうという考えの方は少ない。一所懸命の考えが鎌倉期から続いている。
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海外では、会社の売却は日常茶飯事である。
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最近目にしたのは、会社株式の2/3を大手に売却した案件だ。
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1/3の自己保有を維持し、会社の将来を大手・親会社に賭けるケースだ。創業者利益を確保しながら、今後の配当も期待できる。
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最近の若手経営者、起業家によく見られるケースだ。
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その成否は、3年後に見えてくるだろう。
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*(写真と本文は関係ありません)

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