あなたならどうする?日本のこと!日本の総人口は年間40万人の自然減で縮小社会が始まっている
2017年時点で日本の90歳以上の人口は206万人、生活保護受給者も216万人(半分は高齢者)でほぼ同じである。つまり社会的弱者の数が人口229万人の名古屋市規模にまで脹らんでいる、ということを早く国民は気づくべきである。その措置費は3兆8431億円で、国が75%(約2.9兆円)、自治体が25%(約1兆円)を負担している。どこも財政的にはたいへん苦しい状況だ。
細内が講師を務めた法政大学大学院での授業風景(コミュニティ・ビジネス論)

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高齢社会の負の側面はそれだけでない。生活保護給付費3兆8400億円)に医療費(41.5兆円)・福祉介護費(給付費 9.7兆円)を含めると、日本全体で55兆円を超える大変な額だ。
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2025年には、戦後生まれの団塊世代(約700万人)が後期高齢者の75歳(健康寿命の限界年齢であり、罹患率が急速に高まる年齢)となり、その費用は倍近くになるといわれている。そして、わが国の平均年齢はいまや47歳で世界一だそうだ。
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あなたならどうする?
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また2020年には女性の二人にひとり、つまりその半分の人が50歳以上になると言われている。2017年の出生数は94万人で、100万人をすでに切っている。少子化は避けられないのが現状だ。
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日本の総人口は、年間40万人の自然減で縮小社会がすでに始まっている。
つまり2017年は、出生数94万人ー死亡数134万人=-40万人である。人口減のマイナス40万人とは、横須賀市、岐阜市、宮崎市レベルの中核都市が毎年消滅するということだ。もう少し生活の身近なところに関心を持つべきだろう。
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あなたならどうする?日本のこと!!
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エーブルアートを収集中(アーティストは齋藤さん)
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