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2018年5月

2018年5月27日 (日)

CB総研のミッションに影響を与えた玉井袈裟男、赤根祥道、つばたしゅういち先生

CB総研のミッションに影響を与えた3賢人(玉井袈裟男(自己学習論)、赤根祥道(自己論=自己を習う)、つばたしゅういち(自給自足論)の先生たち

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赤根先生はビジネス禅の提唱者
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玉井先生は農村における学習運動の大家
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*津端先生からは大学講義のシラバスが送られてきた
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自給自足の実践者・つばたしゅういち先生からの手紙は、いつも奥様と連名の署名付き
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先人のお導きに、われ再び心と技を磨くなり
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2018年5月21日 (月)

中国の子供たちに有名な日本の立志伝人物と相まみえる

先日取材のため、オイシックスドット大地の会長藤田さんに会ってきました。

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藤田さんとは、2003年9月に英国外務省等の招待で英国のNPOやNGOを一緒に視察して来て以来の付き合いです。
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2003年9月英国外務省からの招きで渡英した訪問団メンバー(中腰の茶色のスーツ姿が藤田氏、筆者はその右隣りのジャンパー姿)。
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訪英団のメンバーはのちに世界100人の社会起業家や大学教授、市議会議員から国会議員、社会企業家まで輩出する。
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彼は毎朝5キロを走り、年間1万2千キロを走破するそうですが、食後にツイッターで毎朝の食事を日本語と中国語で発信しているそうです。しかも大地の有機宅配を使用した産地解説つきだそうです。(毎日奥さんは大変そうですね)
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そして、その際、手渡されたのが、次の写真の中国でベストセラーになった「藤田和芳物語」です。これは日本風に言うと、彼の立志伝だそうです。中国の農村部で親と離れて暮らす6,000万人の子供たちに読まれている(中国の出稼ぎ留守児童6,000万人を対象とした読み聞かせの運動「新千一夜物語プロジェクト」で「藤田和芳物語」が課題図書に選ばれる)そうです。日本人の登場は、新千一夜物語プロジェクトの中で彼一人だそうです。
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現在、北京と上海には、合弁ですが彼の出資する有機農産物の宅配会社があります。マーケットボリュームが日本の10倍以上だけに将来会社は有望です。Twitterでは、毎朝食べる食事内容を日本語と中国語で発信し、自社の有機農産物をPR(?)しています。社会企業家は未来の種まきも怠りません。
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北京大学で対談する藤田氏とユヌス氏(2014年)
藤田氏のスマホより
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2018年5月16日 (水)

東京墨田区の町工場からパラリンピック・レガシーが生まれる?!

先日3回目の取材で東京墨田区本所にある(有)さいとう工房(電動車いすの製造・修理)の斎藤さんに面談してきました。写真は開発中の電動車いす型の掃除機だそうです。

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これがあれば、シニアでも障碍者でも、仕事として楽に掃除ができるようになります。これは、さいとう工房さんへ出入りしている方々、特に電動車いすのお客さんである身体障碍者の方のニーズから生まれた電動車いす型掃除機だそうです。
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この電動車いす型掃除機が、今後東京パラリンピック・レガシーの一つになることを期待しております。取材を通して感じることは、齋藤さんの真の狙いは障碍者の働く場の拡大に繋げたいという熱い思いです。レガシーはハードだけではなく、こうしたソフトの拡大も意識してイノベーションに取り組むことも大切ですね。

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2018年5月 7日 (月)

地域力を維持・向上させるための要諦

コミュニティビジネス総合研究所のミッションをご紹介しましょう


1)コミュニティ・ビジネスを活用し、自力で生きて行ける市民(中間所得層)を増やすため、コミュニティ・ビジネスの普及活動に取り組む

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自力とは、自己雇用、自給自足、相互扶助、自己学習を行う総合的な能力のこと
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地域力の向上は、こうした自力のチカラを兼ね備えた人々を多数育成することで現実のものとなる。コミュニティ・ビジネスをスローガン的に地域を元気にするとか、単に起業を促進するだけの施策では、本当の意味の地域力の向上には結びつかないし、地域課題の解決にもならない。
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2)地域コミュニティにおける自己決定(コミュニティ自治)権を地域に取り戻すため、コミュニティ・ビジネスの考え方を広める
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3)地域コミュニティで持続可能(サスティナブル)なコミュ二ティを維持するため、コミュニティ・ビジネスの普及活動を行う
以上、CB総合研究所には、3つのミッションがある
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これらが地域力を維持・向上させるための方策の一つだ
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*桃太郎物語は吉備国の地域力の象徴
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*特に吉備国倉敷の楯築墳丘墓の亀石は地域力の象徴工芸だ

2018年5月 5日 (土)

みな先を見越しての経営統合だろうか?そして今

先祖調べをしていると、明治生まれの祖父母の兄弟は10人前後いたが、昭和一桁生まれの父母の時代で6人前後に減り、そして昭和30年代生まれの私の時代で3人となる。そして今や出生数は94万人、死亡者数は134万人で毎年40万人ずつ減少する社会になった。これが日本の真の姿だ。Photo






























私の関係する先で、3つの地方銀行が1つの銀行となり、きらぼし銀行となった。
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同様に競争会社だった大手有機宅配業の3社が、最近1つになった。Dsc_0644
みな先を見越しての経営統合だろうか?そして今コミュニティ自治の弱体化も、農地経営の弱体化も、すべて戦後の政策が出発点。かつて岡山県倉敷の大原さんは800haの大地主、太宰治の実家、青森の津島さんは200haの大地主。いずれも大規模農地経営をし、生産性を高めていたが、今や全国的に小規模農業が主流で、しかもその担い手は高齢者が中心の農業では、国際的な生産性には遠く及ばない。だから耕作放棄地が、全国各地で散見されるのである。戦後70年が経過し、そして維新150年の節目の年を迎えた日本。仕切り直し、洗濯が再び必要な日本なのだろうか。Dsc_0685 Dsc_0640

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