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2018年7月

2018年7月31日 (火)

CB総研の使命、イノベーションコミュニティを日本各地に普及させること

コミュニティビジネス総合研究所のミッションを改訂しました。ぜひ確認ください。

1)コミュニティ・ビジネス(CB)を活用し、自力で生きて行ける市民(主に中間所得層)を増やすため、その普及に取り組む。
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自力とは、当事者として自己雇用(自営・多足・副業)、自給自足(衣食住)、相互扶助(互恵)、自己学習(セルフスタディ)を統合的に行う能力のこと。
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★地域力の向上とは、こうした自力のチカラを兼ね備えた人々を地域で多数育成することで現実のものとなる。コミュニティ・ビジネスを単にスローガン的に地域を元気にするとか、起業支援の体制をワンストップ化するだけでは、本当の意味で地域力の向上には結びつかないし、地域課題の抜本的な解決にもなりえない。
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2)地域コミュニティの自己決定権(コミュニティ自治)を地域に取り戻すため、CBの考え方を広める
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3)地域コミュニティで持続可能(サスティナブル)なコミュニティを保持するため、CBの普及を行う
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すなわち上記1)~3)の項目を満たすコミュニティをイノベーションコミュニティという
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☆写真は細内所長の国際会議における講演風景
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*細内所長の講演とパネルディスカッション

2018年7月25日 (水)

トップ立地に負けはなし、これ商売の基本なり

世界一の乗降客数1日360万人を誇る新宿駅

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最近、線路の上にビルが建つ
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トップ立地に負けはなし
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これ商売の基本なり
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ぼくの好きなパン屋さん

良い仕事には、良い職場

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良い職場には、良い笑顔
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良い笑顔には、おいしいパン
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ぼくの好きなパン屋さん
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ぼくは今日も行く、麦の穂のパン屋さん
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☆彡

2018年7月24日 (火)

北海道から鹿児島、沖縄まで全国各地の大学などを巡回中

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☆彡

只今、全国各地の大学などを巡回中です

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北は北海道から南は鹿児島、沖縄まで

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教員や学生さんに向けて、地域づくりの先端知識やノウハウを紹介中

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秋には佳境に入るNHKの大河ドラマ『西郷どん』の舞台・鹿児島へも講演に参ります

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☆彡

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☆彡

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交通費は実費ですが、謝礼はお気持ちで伺いますのでお気軽にお声をかけてください

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小学校中学/高校短大/大学大学院シニア大学への講義はお気持ちで伺います

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☆彡

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*温泉地で会いましょう

☆彡

2018年7月20日 (金)

限界集落の衰退を食い止めるには何家族何人の移住が必要か

先週7/15の「NHKスペシャルの人類誕生」のなかで、最低何人のカップルが移住すれば現地に定着できるか、という実験考古学の放送があった。これをスパコンで計算すると5カップルの10人以上が最低ラインと出た。

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ここで思い立ったのが、今から700年前の栃木県日光市足尾郷の5姓移住である。西暦1315年に日光の中禅寺から移住者として齋藤、細内、星野、神山などの5姓14人が山峡険しい足尾郷へと移住した。これは江戸期の足尾銅山開発前のことで、移住者5姓14人のその後の繁栄を見ると、スパコンの結果とほぼ一致する。
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将棋スパコンが人間棋士と対局しても優越がつけ難く、良い勝負になってきたことにも相通じる。よって経験則を著した過去のさまざまな文献なども貴重な資料である。特に地震や津波、豪雨などの自然災害に関する記述はたいへん重要な存在である。最近スパコンによるそうした解析も始まっている。
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そして限界集落の衰退を食い止めるには、この法則が適用できると考え、単に移住を呼びかけるのではなく、集落単位で5家族10人以上の計画性と動機付けをもって移住の推進を展開していくことを、過疎地の自治体にはお勧めしたい。漠とした移住促進では、年間37万人も人口が減っていくわが国の現状を止めることはもはや不可能に近いだろう。
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2018年7月16日 (月)

NHK大河ドラマ「西郷どん」を見て感じたこと~杞憂ではすまされない昨今

昨日7月15日のNHK大河ドラマ「西郷どん」を見て感じたこと。

江戸末期の薩摩藩は、さまざまな理由で借財が500万両もあった。
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その借財を黒砂糖の生産を主体に琉球経由の密貿易でしのいだ。
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そして薩摩藩は、郷士による地域支配体制のため、人口の25%が侍であった(全国平均5%の5倍である)。
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侍を養うため、農民は8公2民(年貢が80%もある生活で困窮を極めた)の圧政に苦しんだ。
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通常他藩は4公6民が一般的である。
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飢饉が起きる度、奄美諸島では、藩命が砂糖専売地域のため食糧に窮し、徳之島では5千人の餓死者を出したという(鹿児島県の経済団体の招きで講演をしたとき、地元の方からその話を聞いた)。
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これを現代の日本国に当てはめると、65歳以上の高齢者(すなわち年金生活者)は、すでに27%を超え、江戸末期の薩摩藩の扶持侍以上である。
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その鹿児島から講演依頼が入った。地域経営の様子を「西郷どん」に照らし合わせて見てきたいと思う。
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さて日本国の借財は、とうとう1000兆円を超えた。
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しかし企業の内部留保が400兆円(企業の余剰資金)もあり、さらに個人資産が1800兆円(その大半は一部の高齢者と富裕層のもの)ほどあるといわれている。
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財政バランス上は、借財1000兆<金融資産(400兆+1800兆)=2200兆円となるが、株価の上昇で金融資産の手持ちが増えただけで安心はできない。
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次に待ち構えているのは、その借財の返済方法だ。
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2019年秋には消費税が10%になるという。
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借財を返済していくには、消費税の大幅アップが欠かせない。
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その数字は、25%を超えるという。いや30%でないと超高齢社会は持たないと言われている。
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最近、日本列島の各地で激甚災害が多発している。そして毎年の新生児誕生が100万人をきり、94万人の超少子、超高齢の時代。
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2025年には団塊世代が後期高齢者となり、介護士が38万人も不足するという。
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薩摩藩の人口に占める侍比率25%よりさらに高い日本の高齢者(年金生活者)の存在がたいへん心配だ。
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天変地異も江戸末期に似てきた昨今、テレビの大河ドラマを通じて見えてくる薩摩の窮状は、今の日本国の窮状とダブって見えて仕方がない。
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杞憂だといって、すまされない昨今である。
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2018年7月15日 (日)

栃木県のコミュニティ・ビジネススクール2003

戯曲米百俵で有名な山本有三(栃木市生まれ、三鷹市名誉市民)も、詩人の相田みつを(足利市生まれ)も、南国奄美の画家田中一村(栃木市生まれ)も、一度は故郷をすてた身だが、人間として故郷はすてがたく、再び心は故郷に戻ってきた。幼少時に受けた苦渋の体験が影響している。それだけ過酷な土地柄、下野の国というところは。逆に横浜生まれの版画家川上澄生は宇都宮宮司と渾名され、その風土を愛した一人だ。
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我も彼らと同じなり

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先週7/15のNHKスペシャルの人類誕生で、最低何人のカップルが移住すれば現地に定着できるか、という実験があった。これをスパコンで計算すると5カップル10人が最低ラインと出た。ここで思い立ったのが日光市足尾郷の5姓である。1315年日光中禅寺から移住者として齋藤、細内、星野などの5姓14人が山峡険しい足尾郷へ移住した。これは5姓14人でその後の足尾の繁栄を見ると、スパコンの結果と一致する。先人の経験則とスパコンの科学がその正確さで並んできた証拠である。経験則の文献や伝承も重要である。
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花農場あわのにて

2018年7月13日 (金)

備忘録的講演会リーフレットのご紹介

かつての講演会リーフレットの紹介です。

2004年9月25日開催の青森県における最初のコミュニティ・ビジネス講演会です。
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この時は、基調講演をしてきました。
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北の好きな県の一つです。
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2018年7月 6日 (金)

自分より年下の叔父、叔母の誕生が地域活性化には有効だ

先日東京新宿のホテルで母方の従兄弟会が開催された。小生を始め還暦を超えた従兄弟達が関東各地から集まり、親交を深めた。

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新宿のバスタ新宿(バスターミナル)を望む

従兄弟たちの父母や祖父母の話になり、昔は兄弟が多かった話しになった。一番上の伯父の話し、そして一番末の叔父との年齢の差になった。兄弟が10人を超えると年齢差も20数年の開きが出来てくる。例えば一番上の伯父の子は、その一番下の子よりも年上の場合が出てくる。つまり年下の叔父、年下の叔母の誕生である。
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いずれも明治、大正にかけて生まれた先人たちは、こうしたことがどこにでもあり、普通のこととしてみんな一緒に育てられた。小生の母方の祖父の兄弟は12人であり、父方の祖母の兄弟は13人もいた。何れも大家族であった。
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今年明治維新150年だが、明治初期の(壬申戸籍によれば)日本の人口は3,500万人からスタートし、大正8年(1919年)には人口5,500万人まで膨張し、その後1940年には7,250万人、そして現在の2018年には12,650万人と成長の一途を辿ってきたのであるが、すでに人口のピークは過ぎ、下降局面に入っている。それに伴い、たとえば銀行の統合再編やメーカーの生産縮小等が始まっている。
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地方では自治体や経済面も含めて課題山積であり、生き残りをかけて、その再生・活性化の模索が続いているが、こうした地域活性化には人口の増加が一番の特効薬であり、わが国の明治維新以降の歴史を見ても明らかである。
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これが我が従兄弟会の結論である。
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2018年7月 4日 (水)

続・6月21日のさいとう工房における私のお話し風景

東京墨田区本所にあるさいとう工房の齋藤省さんから写真の提供を受けましたのでご紹介します。

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*大野(右側の電動車いすの方)さんとご自身が起業されている車いすの関連商品について、対話形式でお話しが展開されました
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*大野さんが実際に販売している車いす用付属の商品
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*多くの電動車いすの方々と意見交換をすることができました
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*こうした膝掛けにもなります
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*こんなにも多くの方々が参加されました

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