自分より年下の叔父、叔母の誕生が地域活性化には有効だ
先日東京新宿のホテルで母方の従兄弟会が開催された。小生を始め還暦を超えた従兄弟達が関東各地から集まり、親交を深めた。
従兄弟たちの父母や祖父母の話になり、昔は兄弟が多かった話しになった。一番上の伯父の話し、そして一番末の叔父との年齢の差になった。兄弟が10人を超えると年齢差も20数年の開きが出来てくる。例えば一番上の伯父の子は、その一番下の子よりも年上の場合が出てくる。つまり年下の叔父、年下の叔母の誕生である。
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いずれも明治、大正にかけて生まれた先人たちは、こうしたことがどこにでもあり、普通のこととしてみんな一緒に育てられた。小生の母方の祖父の兄弟は12人であり、父方の祖母の兄弟は13人もいた。何れも大家族であった。
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今年明治維新150年だが、明治初期の(壬申戸籍によれば)日本の人口は3,500万人からスタートし、大正8年(1919年)には人口5,500万人まで膨張し、その後1940年には7,250万人、そして現在の2018年には12,650万人と成長の一途を辿ってきたのであるが、すでに人口のピークは過ぎ、下降局面に入っている。それに伴い、たとえば銀行の統合再編やメーカーの生産縮小等が始まっている。
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地方では自治体や経済面も含めて課題山積であり、生き残りをかけて、その再生・活性化の模索が続いているが、こうした地域活性化には人口の増加が一番の特効薬であり、わが国の明治維新以降の歴史を見ても明らかである。
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これが我が従兄弟会の結論である。
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