一流の人の話は、20代後半から30代にかけて積極的に聴こう
2月8日に堺屋さんが鬼籍入りされた。
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団塊世代や知価社会、好縁社会など、彼は、新語造語を生み出す稀代のクリエーターであった。
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そんな堺屋さんに20数年前のシンクタンク研究員時代にあるパーティでお会いしたことがある。右手に水割りのグラスを持ち、左手に80枚くらいになった会場の参加者から頂いた名刺の束を抱えていた。名刺交換ではなく、堺屋さんを目指して名刺を差し出す参加者が彼の前に列をなしていたのである。
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私も自分の名刺1枚を用意し、1つ質問を投げかけてみた。日本経済の動向である。3分ほどであったが、明快な回答が返ってきたのを覚えている。ご冥福を祈る、合掌。
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東京侍の提言:時代の先端をきり拓く人の話しは、20代後半から30代にかけて積極的に聴こう!そして質問をしよう。何かが得られるはずだ。
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東京侍とは:http://tokyosamurai.jp/
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Jリーグ発足前後のある会合で当時チァーマンであった川淵三郎さんに質問を投げかけたことがある。私の直球は、「ここまでサッカーのプロ化の活動を継続してやってきたもの(動かすもの)は何ですか?」とややストレートすぎる質問であった。
川淵さん曰く、「それは、パンション(熱意)ですよ。継続してパッションを持ち続けることです。」と、こちらも明快に返答されたのを、今でもはっきりと覚えている。
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東京侍の提言:一流人は、明確に自分の意見を持っている。
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