人生山あり、谷あり、100年時代、これからが本番だ。
還暦を過ぎると、いろいろ過去の苦い経験が脳裏をかすめる。
シンクタンク研究員時代に管理職研究員として賞与一律カットがあった。親会社の業績で子会社の賞与は大きく影響を受けるものだ。
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大学教員7校(兼任講師含む)を経験したが、ある大学の事務室の新聞が突然配達を停止した(今は学生募集も回復し、学校経営は安定している)。それは学校経営上の経費カットの一環だったが、教職員に激震が走った。
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サラリーマン研究員から独立するとき、マンションローンがあったが、必死になって働いた。40代ながら、当時は馬力もあり、さして不安はなかった。
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独立後、都内で1日に3回講演をしたことがある。体力的にも平気だった。
テレビの生出演後、放送局から直接次の講演会場に向かったことがある。それほど忙しかった。
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また奄美諸島での講演会では台風の影響で帰京できず、2日延泊したこともあった。飛行機が飛ばず、講演会場に向かえないこともあった。講演会・セミナーの回数はとうとう3,000回に迫った。研究員歴30数年では当然だ。
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年間講演120回と大学教員3校で週5コマの月28日フル稼働の日々が、5年間続いた。身体に鉛がぶら下るような日々だった。
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独立後の10年間は必死に働いた。
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が、しかし3.11以降は身の丈サイズの稼働に戻った。
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そしていま還暦を過ぎて、新境地の道を拓こうとしている。
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多くの苦難を経験し、人生100年時代、これからが本番だ。
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イギリスの「レッツ リンク UK」の事務局長さんとポーツマスのレッツ本部にて(右側は同行の村山君・当時一橋大学大学院生、現在福岡県立大学教授)、詳しいレポートは次の書籍に収められている。
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中央大学出版部/定価2,000円(税別) ISBN4-8057-6135-0 四六判 1999年10月発行(細内所長は、中央大学法学部の兼任講師を務めておりました) |
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