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2019年3月28日 (木)

私の気になった一枚のポスター382回、全村民の半分が集まる講演会とは?、北海道椴法華村

このポスターは、2002年夏に北海道の椴法華(とどほっけ)村に招かれ、勇んで講演会に出かけたもの。

当時村民人口1500人の北海道で一番小さい村であった。函館市から車で70分は走っただろうか。北海道南部の二股に分かれた半島の右側先端部分に位置するのが椴法華村である。村の背後には活火山の恵山があり、瘤のように隆起している姿は少し異様な光景であり、先端部分を太平洋と接している。よって先端部分の海面からは温泉が噴き出していた。小生はこの半島の先端部分の宿に宿泊したが、朝の散歩中にキタキツネを見かけたり、昆布汁やウニ丼などの海産物を堪能したりした。たいへん美味であった。

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この村での講演会において誇るべきことは、全村民1600人のうち1000人の聴衆者を集めたことである。何と村民人口の2/3が大きな体育館に集合したのである。私にとっても生涯3千回に迫る講演・セミナーの中で、自治体人口の66%の方が聴きに来るとは本当に凄いことであった。それだけ地域の活性化問題が深刻であったことを肌で感じた2日間であった。この2年後に椴法華村は残念なことに函館市と合併した。

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