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2019年4月18日 (木)

地方創生とは何ぞや、椋鳩十さんとの問答集、さもありなん

地域でお金が回るとは何ぞや

椋鳩十先生が、むかし鹿児島県立図書館長のとき、「図書館の本は、地元鹿児島から買いなさい。しかも本は定価で買いなさい」と部下に指示したそうだ。以前の図書館は県外の東京や大阪の大きな書店から、しかも割引で購入していたそうだ。これでは地域でお金が回らない。

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地元の書店から定価で購入することによって、「地元鹿児島の書店が繁盛し、地元の書店が大きくなれば鹿児島の文化も経済も大きくなる」といったそうだ。

さもありなん!

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余録

ある市の市立図書館が新刊の漫画版「君たちはどう生きるか」を6冊購入したそうだ。そこに市の広報を見た150人の市民から予約が殺到した。150番目の人にその漫画本が回ってきたのは10か月後であったとさ。これでは地元の本屋さんも本が売れないわけだ。そして地域内でもお金が回らない。困ったもんだ。

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