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2019年4月19日 (金)

椋鳩十さんとの問答集2、線香の火では風呂は沸きません

椋鳩十さんは長野県喬木村の出身。私も数年前に仕事で喬木村へ伺ったことがあり、昨年鹿児島での講演ですっかり椋さんのファンとなった。

彼が鹿児島県立図書館長時代に提唱した親子読書運動は「お母さんは、炊事をしなが、子どもが本を読む声に20分間耳をかしてください」とか、県議会の予算審議時に予算が大幅に減額されたときに「線香の火では、風呂は沸きません」と回答したことなど、ユニークな問答に暇がない。

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時にはCB的な運動も展開しており、「単に教養を高める読書でなく、経済的にも儲かる、自分に役立つ読書があってよい」と言って、実益を狙った読書運動も展開したものだ。彼は長野県喬木村の出身で、昭和4年の大恐慌時に法政大学文学部を卒業した。就職活動がうまくいかず、女医であった姉を頼りに鹿児島県種子島の代用教員に就くことから鹿児島に落ち着く。

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喬木村における細内講演の会場風景

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*椋鳩十こと久保田彦穂は、この駅近くの喬木村の出身

 

 

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