昨今の日本社会事情
当方、4月はコナミに毎日通い、体重を2.5キロ減量した。平日のロッカールームのシニア男性同士の会話にびっくり寿司。ゴールデンウイークを前にして、「妻は元気で、留守がいい!」とのたまう。退職して夫婦の立場が逆転したらしい。妻はゴールデンに女友達同士で海外旅行に行くとのこと。アクティブなシニア女性が増え、お留守番亭主が増えている昨今の日本社会の現実だ。
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最近の心配事の一つは、年金支給日にレトルトカレーを10箱とパックのご飯10ケースをまとめ買いしてから、銀行へ年金を下ろしに来るシニアのことだ。いわばチンチン族とでもいうべきか。電子レンジ愛好者で、まるで電子レンジを抱いて生活しているようなものだ。男にとって、定年退職後の人生を楽しく生きることがたいへん困難な時代に突入したようだ。
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暮れなずむ東京の新宿界隈
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「団塊世代の地域デビュー心得帳」という本を書いているときの取材メモが出てきた。ある高級サラリーマン氏のお話し。
地方都市から大学進学時に東京へ。今や65歳をすぎ、資産運用に成功し、シングルの億万長者に。自宅が東京と出身地にそれぞれあり。さらにワンルームの投資マンションが都内に4件もある。退職金には手を附けず、そのまま銀行にプールとか。株と金は塩津家。公的年金も支給を開始したが銀行口座にプールとか。さらに養老年金数本も毎月支給され、打ち出の小槌を持つ大黒様だ。現役のころ、職場に保険のセールスレディが来ても、彼の話術から早々に退散する光景が何度もあり、まさに資産運用の達人といってもよい人だった。うらやましい限りだが、日々目標をもって、しっかりと生きていくことが大切だ。
最近読んだ本。実は漫画版から文庫版まで様々なタイプの書籍が出ている。僕たちは、この混迷する日本社会をどう生きていけばよいのか!考えさせられる1冊だ。
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