オムロンの立石義雄さんのご逝去を惜しむ
私は、26年前になるが、オムロングループの生活文化の研究所に研究課長として中途入社し、7年間在籍したことがある。当時立石義雄さんがオムロンの21世紀戦略を考えるグループ内研究所の会長を務めていた。入社のきっかけは、立石義雄著『最適化社会へ』PHP研究所 1993年10月を読んで感銘を受け、立石さんへ直接手紙を書いたことに始まる。銀行系研究所からメーカー系研究所への転籍であった。
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☆会長と談笑する筆者(1994年)
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私のコミュニティ・ビジネスの根幹には、立石義雄さんのベンチャー精神とソーシャルニーズの事業化がある。また「オムロンは理念先行型の企業コンセプトで行く」という立石会長の言葉が強く印象に残っている。このオムロイズムが、私のその後(独立後)のコミュニティ・ビジネス論(理念先行型コンセプト)構築に大きなインパクトを与え続けている。
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☆その後、筆者の国際招待講演での一コマ(2016年)
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私の最初の書籍「コミュニティ・ビジネス」(中央大学出版部 1999年発行)は、当時HRI会長であった立石義雄さんに直接手渡したが、今でもその時の最後の言葉を覚えている。『ありがとう、次もがんばれよ!』と。
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自称同志社大学能学部出身の豪放磊落の人だった。
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ご冥福をお祈りする。
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合掌
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