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2020年8月 4日 (火)

個人の直感(意味情報)による地域づくりがこれから重要だ

過去に個人の直観(意味情報)による地域づくりが結果としていくつか陽の目を見てきたが、コロナ禍以降その手法がますます脚光を浴びてくることになるだろう。

Komanosato_20200804172001

筆者がHRIの研究課長時代に共同研究し、今井氏らと一緒に制作したもの(1996年)

いくつかその事例を紹介すると次の通り、

1.宮澤賢治の作品「銀河鉄道の夜」、「注文の多い料理店」、「風の又三郎」など、岩手県花巻地域の風土を、宮澤賢治ワールドとして表現している。

2.山田洋次監督の映画「男はつらいよ」の車寅次郎ワールド(東京下町の葛飾柴又)、日本人の人情、機微を車寅次郎を通して巧みに表現している。

3.書家・詩人相田みつをの「相田みつをワールド」(栃木県足利市)を表現、簡単な詩を独特な書体で表現し、みつをワールドを自らの生き方として演出している。

4.渡来人の子孫たちが、ご祖先にあたる渡来人高麗若光の「高麗王伝説」(埼玉県日高市)と「渡来文化」を高麗の里の生活文化を誇りとして伝えている。

5.戦前の画家山本鼎の農民美術運動と戦後美術商窪島誠一郎氏の戦没画学生の伝承・無言館活動(長野県上田市)を地域資源として活用している、などなど。

Photo_20200815072401

上田市で購入した農民美術木工作品の箱ラベル

いずれも一人の人間による強い思い入れ(直観、ワールド、世界観)から地域づくりがスタートし、今でも残っている。

 

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