25年前のシンポジウムと公開講座、1996年コミュニティ・ビジネス論の懐かしいパンフレットが出てきた
研究員は好奇心が強く、毎日が探究の日々である。
先日も、懐かしいパンフレットがCB総研の資料を収めた段ボール箱から出てきた。それは、今から25年前の1996年~1998年に、当時細内所長が主任研究員として在籍していたヒューマンルネッサンス研究所が、多摩大学と共催で開催した3年間分のパンフレットだ。
1996年は「コミュニティのシンポジウム」と「コミュニティ論」、1997年は「コミュニティ・ビジネス論」、1998年は「コミュニティ・ビジネス カレッジ」を、細内は3年間にわたり総合プロデュースし、自らもコミュニティ・ビジネス論の講師として登壇した。
これらの成果と海外の市民社会調査の研究成果が相まって、1999年の拙著『コミュニティ・ビジネス』(中央大学出版部)の上梓に繋がっている。 その熱い情熱は今も続いている。事を成すには、仮説の設定と検証の繰り返し、そして何事もパションが大切だ。
・1998年当時のコミュニティ・ビジネス カレッジのパンフレットから(写真はクリックすると拡大します)
これらのパンフレットは、コミュニティ研究一筋で研鑽を積んできた証し(https://g.co/kgs/MvJRy2 )の一つだ。
閑話休題
大学時代、研究の面白さとフィールドワークの大切さを教授してくれた恩師たち、勤務先の研究所で研究員としての心構えを教えてくれた先輩研究員たち、そして論文の書き方を教えてくれた先輩の教授。研究者として食っていくという気構えとパッションがあれば、環境が人を育てる。
☆彡
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