細内所長、いざ鎌倉へ
来年2022年のNHK大河ドラマの先取りで、平日の鎌倉を散策してきた。
ドラマは、頼朝の息子・頼家と御家人13人の物語だが、その中心はあくまで北条執権家の確立に向けた権力闘争の物語。
前・北条家の子孫を標榜する江戸幕府の旗本平野主水家から幕末に旗本井上多聞家に嫁に来たのが、女系つながりながら私から5代前のひひひ・ばあさんであったので、その足跡に興味が湧き、今回鎌倉のミツウロコを訪ねたものである。
平野家は賤ケ岳5本槍の一人、頑固者・平野権平を生んでいる。武骨さゆえに5本槍でただ一人大名になれなかった人物であるが、しかし子孫は明治維新まで生き延び、明治初期に新政府から表高5千石より実高1万石の大名に認定され、その後男爵家に昇格している。人生・一族の浮き沈みは分からないものである。
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