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2022年10月

2022年10月21日 (金)

経済という魔物に支配される現代社会(現代版エンデの時間泥棒)

若いころ、ある学園の座禅会に毎月参加していたが、当時学園の理事長(高僧)は大学から付属幼稚園までの園長も兼ねていた。彼は座禅会後の講和で幼稚園にはスクールバスを導入していないことを誇りに語っていた。

それは父母が子供たちと一緒に毎朝コミュニケーションをとりながら通園することがとても大事であることをおしゃっていた。昨今の静岡県の通園スクールバス事故を耳にするたびに、その理事長の言葉を思い出す。今はその幼稚園にもスクールバスが導入されているが、幼稚園の経営という視点から見ると致し方ないものなのか。現代社会は経済という魔物に時間を支配され、ほんと生きづらい世の中なのだ。

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2022年10月 5日 (水)

北海道東北の人口減少が大変だ!!!

北海道東北の人口減少が大変だ(概算で書きます)。北海道の人口はいま516万人、そして東北6県の人口は851万人で、神奈川県1県の923万人よりも少なく(20数年前はほぼ一緒だった)、しかも毎年東京都稲城市の人口9万3千人分の人口減少が続いている。
全国人口減少率のベスト3は、秋田県の対前年-1.5%がトップで、2位青森県、3位山形県と続く。雪国3県だ。しかも北海道東北の人口合計は1367万と、東京都単独の1403万人よりも36万人(和歌山市の人口分)も少ない。いかに東京一極集中が顕著かを証明する数字だ。
ここで提言を1つ。日本の北海道東北地域の人口を増やすために、人口増特区を設けてはどうだろうか。地域内に人口を増やすために、思い切って消費税ゼロの特区を設定したり、新規起業者の10年間法人税ゼロ特区、3人以上の子だくさん者の所得税ゼロ特区など、いくらでも政策はあるはずだ。斬新な政策が打てないのは政治のせいでなく、イーロン・マスク氏に言われるまでもなく、『このまま人口減少が続けば日本は消滅する』は、我々市民(日本人)の側にそのことに対する自覚が足りないからだろう。(元大学院政策創造研究科兼任講師)
CB総研のFBと同時配信>
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