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2022年11月17日 (木)

我々は文明開化以降の時間泥棒を断ち切れるだろうか?

明治期に福澤諭吉が作ったといわれる言葉、「経済」とはいったい何だったのだろうか。
それは極論すれば「時間」であったというのが、私の結論である。
その象徴は、かってテレビから流れてきた『開いててよかった「7-11」』や『24時間戦えますか』という言葉にも集約され、エンデの「モモ」の『時間泥棒』もそのたぐいである。
江戸時代の日本人は時間に関して鷹揚であったと外国人の旅行記などに記載されている。文明開化の鉄道開始(明治5年)の150年前ごろから時間に敏感になり、脱亜細亜を唱え、時間を気にする民族へと変貌した。
そのデメリットとして今や一億二千万の国民全員が時間泥棒に遭っているように思えてならない。その証左は世界で一番睡眠時間の短い日本人が話題になる。
新しい資本主義を提唱するどこかの国の首相に参考としてもらえればありがたい。
(細内のFBと同時配信)
(元法政大学大学院政策創造研究科兼任講師 2008年~2014年)
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東京の銀座線銀座駅にある地下鉄の父、早川徳次はいま何を思うだろうか   

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