« 2023年1月 | トップページ | 2023年3月 »

2023年2月

2023年2月25日 (土)

昆虫の多いマレーシアで動く虫のおもちゃ

1990年代前半、住信の基礎研究所から財団法人国際開発センターに出向し、JICA派遣のフォローアップ調査でタイ、マレーシアに約1か月間滞在しました。

Img_20230218_173120

その際購入したお土産が、この動く虫のおもちゃでした。

実際マレーシアは昆虫が多く、その多様性に驚かされました。

☆彡

細内のFBと同時配信

2023年2月23日 (木)

逗子から出た毎日巻きのゼンマイ式置時計

2000年代神奈川県逗子市のCB講座で5年間通ったが、逗子の街中の骨董屋で思わず購入したのがこの毎日巻きゼンマイ式石枠置時計(精工舎製)。
Img_20230218_173007
保証書の日付は昭和21年10月13日で1946年のこと、戦後1年しかたっていない代物。毎日巻きは鳩時計にもあるが、当時のライフスタイルはのんびりしたものだろう。
Img_20230222_162919
逗子は鎌倉と葉山に挟まれた湘南の別荘地帯で、そこから出たものでおまけに保証書まで付いているのは珍しい。「はっとり和光」は、いまの「銀座和光」のこと。今でも動くお気に入りの一点である。

☆彡

2023年2月22日 (水)

あなたは他社でも通用するか?人材のフローを高め、そして自己責任のもともっと自由を!



この日本地図は、細内が地域づくりの講演やセミナー、調査で歩いてきたところをプロットしたものである。その回数は30数年間で3000回を超えた。カメラの関係で収まり切れない北海道は、旭川、芦別、美瑛、十勝、登別、小樽、札幌、椴法華村、函館、厚真町など、市町村名でご容赦いただきたい。中小企業大学校旭川校の講師もしていたので、北海道中の商工会指導員の方とも接することができた。たしか平成の大合併で合併しない独立系の町村が一番多い都道府県は北海道である。少子高齢化の影響により人口減少の影響を大きく受けている。行政の町村経営は財政的にも深刻な状況を迎えているのは言うまでもない。この人口減少、財政難は全国的な現象であるからだ。

Photo_20211005090201

北は北海道の旭川から南は沖縄の那覇まで。首都圏は真っ赤になってしまうのでたとえセミナーやワークショップで数十回訪問しても一重〇しかつけていない。2001年に独立して壁に貼っていたのでもれている町村もある。どれも旅費付きの仕事で呼んでいただいたものだ。
☆彡
最初はヒラの研究員、次に副主任研究員、そして研究課長、主任研究員と階段を上るようにプロの世界に飛び込んだ。その気があれば、進路は自分で決められるメリットもあったが、開拓者としての苦難も少なくなかった。
世間の波を泳いでいけるか、他社でも通用するか?退職金はほとんどなく、よっていまだに現役である。でも自己責任のもと自由である。
☆彡

副業と生業の合間に民芸論が新たな視点を訴える

信州は木の国である。

Img_20230218_172109

大町市の講演時に購入したのがシャクナゲの絵が彫られた木箱。

Img_20230218_171052

そして農民美術の人形は、上田市の商店街活性化講演時の帰りに山本鼎(農民美術の提唱者)記念館で購入した男女の人形。

Img_20230218_172158

商店街の工芸店では上田獅子の木のプレートを購入。いずれも農民美術のおみやげ品。農民の副業から生業に進化していった代物。風土産業論から見ても地域資源を活用した地域の生業ビジネスだ。

Img_20230218_172454

しかし柳宗悦は民芸論の立場からこうした農民美術品に嚙みついている

☆彡

2023年2月19日 (日)

コミュニティ・ビジネスと地域のお土産・特産品

コミュニティ・ビジネスと地域のお土産・特産品(秋田編)

Img_20230218_171429
この金運なまはげは、秋田講演の帰り、秋田駅で購入したもの。

*
秋田県におけるコミュニティ・ビジネスの取組み
http://media.wix.com/ugd/7ed173_122e06cedb3b48568662e9cec46c03ab.pdf

☆彡

コミュニティ・ビジネスと地域のお土産・特産品(栃木編)

Img_20230218_170932

この足尾焼は、日光足尾講演の帰り、地域の方からいただいたもの。


栃木県日光市におけるコミュニティ・ビジネスの取組み

☆彡
コミュニティ・ビジネスと地域のお土産・特産品(岡山編)
Img_20230218_171023

この備前焼の犬は、津山講演の帰り、岡山市内で購入したもの。
*

2023年2月17日 (金)

世の中の潮目を感じ取る眼を養う

2023年2月12日の日経新聞によると、2022年の動画広告市場は5600億円に達し、対前年で33%の増加を記録したらしい。そしてこの2月に入り、15年間営業していた近所のCD・DVDのレンタルショップが閉店した。

この二つの事象を鑑みると、動画メディアの進化が猛スピードで浸透しいることが身近に感じた。もの(DVD)を借りて映像を見ることから携帯電話やテレビのインターネットを活用し、動画を見ることへの進化。実業の経済は、こうした変化の潮目を読み取ることが大切になってくる。

今後東京23区に新設・増設する大学のデータサイエンス科はこうした潮目の研究を更に究めて欲しいものだ。

情報財マーケティングの創設者(1994)より 

情報財マーケティングに関する研究 | CiNii Research

そもそもの始まりは、

  • 細内信孝「情報財の基礎理論に関する研究」『産能短期大学紀要 第23号』1990年2月 p.91-101

☆彡

Img_20221203_144501

格言:綺麗なバラには棘がある

この縄文土器、東京狛江市の泉龍寺(小田急線狛江駅前)から出土したもの。5000年前の縄文中期の時代物。泉龍寺仏教文庫にて館長の許可を得て撮影した。素晴らしい先人たちの造形物だ

Img_20230131_134208Img_20230131_133359

☆彡

隈さん設計の角川武蔵野ミュージアムの外観と館内、そしてアニメのフィギュア展示など、現代の日本社会を象徴している。しかし肝は併設の現代風の武蔵野にいます神社だ。

Img_20230202_135752

本の殿堂、角川武蔵野ミュージアムに行ってきました。そこで創業期(角川源義)の苦しい書店経営の話しが掲載されていました(源義は「三太郎の日記」のヒットで経営を立て直す)。私も経験しましたが、実業の経営者は長い実業経営の中で必ず苦しい局面を迎えるということは言うまでもありません。

Img_20230202_142711 

☆彡

2023年2月11日 (土)

拙著「我が家の女系史伝」コミュニティビジネス総合研究所出版部のその後の展開

拙著『我が家の女系史伝』に関する土山公仁さん(元岐阜市歴史博物館学芸員)のコメントを以下に記します。

著者の細内信孝さんは本にも書いてあるように50を過ぎてから ご先祖様さがしに熱中した方である。フルタイムで働く男性の場合、現役の時はなかなか歴史系博物館にも足をはこばなかったが、退職後、歴史に興味をもちご先祖さがしをされる方は一定の割合でいる。その場合、博物館の熱心なリピーターにもなってくれる。細内さんの場合、現役時代に興味をもちはじめたこと、仕事がら全国をとびまわり、その合間に各地の博物館、図書館、史跡、寺院等に足しげくお通いになったことが著書からもうかがうことができる。つちやまも博物館時代におたずねいただき、つちやまの退職後はどうやってと思うがお友達も少ない時期のFBを発見されてしまった。

テレビの影響もあるのだろうファミリーヒストリーはひそかなブームではある。豊田市で現在計画中の博物館もHP情報を見るとそれを正面からとりあげるらしい。いいアイデアだと思うが、それをやるにはかなりのマンパワーが必要なのと個人情報の問題をどうクリアーするのだろうと注視しているところだ。

さて、同書は年末に送っていただいたもので。コメントも求められていたが、年末年始は酒浸りの巣ごもり生活で調子がつかめず、大学の準備もぎりぎりで、その後、シラバス作成、成績付けのため学生からのレポートに格闘していて、手が回らず、今にいたった。

コメントするといっても、著者がわたしのもとをたずねたのは、長井隼人道利がらみだったし、江戸時代に続く井上家については格段知見もないので、関心のある部分に限ったコメである。

長井道利は長井隼人として『信長公記』にも度々登場する人物である。斎藤道三の弟もしくは子供とされているが、土山は道利と面識のあった日重の『見聞愚案記』に記されたように道三の弟でいいと思っている。父親は『六角承禎条書』にある長井新左衛門尉ということになる。細内さんも引いている一部の系図で父親を長井豊後守利隆とするものもあるが、少なくとも利隆は斎藤姓で持是院家をついだ人物だ。斎藤家での系図上の位置は確定できないが、土山は妙椿の子説、これは美濃の刀剣をあつかった図録で書いたことがある。

長井豊後守という記述は美濃の情勢に関しては良好な情報をもとに記された『江濃記』に道三の父親として登場する。道三の養子とも伝えられる正義が斎藤姓を名乗り、金山城主になっているが、これは斎藤利隆(妙全)の養子になったという体裁をとったものだろう。正義は天文8年の寿像が残っている。道三じしんの改姓については天文10年11月の『石山本願寺日記』に斎藤左近太夫(道三)を長井新九郎(道三)の事と注記があるので、正義の改姓より遅れるだろう。先に養子を斎藤家に送り込み、その後で自らも斎藤姓に改めたというのがつちやまの考えである。よって、道三が斎藤利隆の養子という説には賛同していない。なお正義が城主だった金山城は後に道利も城主になったという説がある。御嵩町顔戸の八幡社の永禄8年の棟札がその証拠としてあげられることが多いが道利の子孫『井上家伝書』に同様な記載があることは、この著作から知った。だとすると、持是院家を引き継いだ正義の権益は道利にひきつがれたことになるだろう。

先にあげた長井豊後守は現在の本巣市の用水に権益をもっていたことが、安藤家文書からもうかがえる。安藤家文書の別な史料に登場する長井直弘なる人物も道三と近い関係にあり、永禄4年の段階で長井隼人の所領もその近辺にあった可能性を『信長徹底解説』の中の美濃攻略に関する原稿で指摘してみたことがある。

長井隼人室の父、稲葉宗張については、博物館時代にお話はきいていたが、今回の著作で稲葉一鉄の兄とお考えであることがわかった。一鉄の父や兄たちが戦死した牧田合戦は大永5年のことと考えられており、宗張の画像賛からは大永6年宗張が生きていた時代に描かれた寿像であることもわかるので、もう少し他の可能性もさぐった方がよいのではと思う。

道三と義龍の最終決戦で、道三に最初にくみついた『信長公記』にも登場する長井忠左衛門を道利の子とする伝承が池田家に伝えられていたことは初めて知った。次にこの辺りを触れる際は使わせてもらおうと思う。

道利の最期については、『寛政重修譜』等で記された義昭の命で和田惟政救援に向かい白井川原で戦死したことが簡単に触れ、義昭が信長と反目していたことが記されていたがもう少し追及してほしかった。元亀2年8月の畿内の状況は複雑怪奇で義昭と信長の関係もすでに破綻していたとは思うが、公然と対立していたわけではない。また、宛先は不明であるが天正弐年正月晦日に信長が長井隼人の旧領を宛がった文書もある。永禄10年9月、信長の稲葉山城奪取時に、長井道利は龍興とともに美濃を後にした。しばらく二人はともに反信長運動に参加するが、どこかの時点で道利は信長に仕えることになったのではないだろうか。永禄10年から天正2年まで長井隼人の旧領ということが意識され続けたとは思えないのである。

最後に細内さんの著作は『我が家の女系史伝』となっているが、女系をたどったのは1度だけで、あとは男系の先祖をたどっている。次はすべて女系しばりでやってみてはいかがだろう。

(2021.1.26に当方へいただいたSNS(FB)の原文のまま掲載)

Dsc_0127
☆彡
土山公仁さん、貴重なアドバイスありがとうございます。
このブックレットは、版違いで編集替えを行い、いくつかのタイトル・バージョンがあります→http://www.hosouchi.com/machischool.html 
*
当方の本職はコミュニティの研究者、とりわけコミュニティ・ビジネスの研究者で、日本の地域づくりが専門です。
詳しくは細内信孝のコミュニティ・ビジネスワールドなどをご笑覧ください→ https://g.co/kgs/MvJRy2 
*
当方の「岐阜県内での地域づくり」のお手伝いはこちら⇒http://cbhakase.cocolog-nifty.com/.../02/post-2470d8.html

母からの血筋に織田信定(信長の祖父)や織田信安(尾張上四郡の守護代)も入っている長井隼人の孫である井上利義(父は井上三兄弟の三男)に、お江や織田有楽斉らが大坂夏の陣後に徳川家康に彼の助命嘆願するのは当然ですね。織田本家の血筋を引く親戚の子供ですから。また織田信長に仕えるためにあえて長井姓から井の字を上げて井上姓に姓を変えた井上3兄弟(父は長井隼人)も名前を変えるのは当然だろうと思います。父親の長井隼人(斎藤義龍の家老)が反信長ですから。でも土山さんが指摘するような信長との和睦も途中であったのかもしれませんね。そうでないと長井隼人の息子3人も織田信長に仕えづらいでしょうから。
*
長井隼人道利室の父は、稲葉一鉄一族とは違う稲葉家の可能性も否定はできませんね。稲葉一族は多岐にわたるでしょうから。でも井上利義の弟は江戸期に大分の稲葉大名家の家臣になっていますし、江戸幕末まで大名稲葉家と旗本井上本家・分家は親戚関係が続いています。そして斎藤道三の娘が稲葉藩主に嫁いでいます。そして斎藤道三の血筋は、稲葉家、公家、天皇家に引き継がれていくことになります。不思議なご縁です。
☆彡

« 2023年1月 | トップページ | 2023年3月 »

2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
フォト
無料ブログはココログ