コミュニティ・ビジネスと地域のお土産・特産品(宇都宮市編)
人物から地域コミュニティに入るのも地域活性化策の一つ。
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ふるさと宇都宮市の事例から紐解くと、まずは英語教師、木版画家の川上澄生を紹介しよう。南蛮・明治懐古調の作風が今でも多くの人々を楽しませている。横浜生まれのあだ名は宇都宮宮司。東京の版画仲間からそう呼ばれていたらしい。
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次に足尾鉱毒の窮状を明治天皇に訴えた田中正造(元県会議員、元衆議院議員/下野の農民、田中正造翁に見るSDGsの他人事からの脱却: 細内所長の旅日記 hosouchi188@gmail.com (cocolog-nifty.com) )、その扇面の決意表明がこれ。芯のある明治の環境活動家である。
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そして昭和9年に宇都宮で行われた日米野球の最終戦の記念碑がこれだ。ベーブルースがやってきて地元の球場を超満員にしたことが記されている。地元産の大谷石を取り入れた球場だ。
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地域にはこうした”人物の資源”がたくさん眠っている。
これら無関係なことに新たな道筋をつけ、結びつけていくことから、新たな地域づくりが始まる。
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