映画WINNYに見る、自滅する技術大国・日本の驕り?
先日東京都立大近くで「WINNY」という映画を見てきた。著作権という現代の知的課題をどうとらえ、どう処理していくのか。米国のガーファ(Google、Amazon、Facebook、Apple)が新産業(生活のプラットホームを提供)として成立する前にも日本にその萌芽があった。インターネット・ソフトウェア「WINNY」はその一つである。そして著作権法違反ほう助で告訴された天才プログラマー金子氏の闘争物語である。
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日本ではなかなかイノベーションが起きないが、その萌芽が育たない原因を考える上できっかけとなる映画である。
最近日本の野球やサッカー、バスケなどのプロスポーツが隆盛を見せる中、日本製のロケットが不発を起こしたり、国産ジェット機がマーケットに離陸できなかったり、試運転中のLRTが脱線したりと、日本の技術力の低下が大きく心配される訳である。
次の一手をどう打つか、GDPがまもなくドイツ(人口約8千万人で日本の人口の2/3で、いかにその生産性が高いかが分かる)にも抜かれ、世界第四位に繰り下がろうとしている我が国にとって考えさせられる昨今である。
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