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2023年4月

2023年4月21日 (金)

縄文、弥生、古代への誘い

私の中で最近とみに考古学への関心が高まっている。

以前当ブログでも公表したが、

楯築弥生墳丘墓遺跡の謎に迫る」や「気ままに縄文土偶に触れる旅」などを掲載しているが、

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岡山楯築遺跡の亀石と弥生墳丘墓紹介のパネル(円墳の左右に取っ手が2つ付いているような形をしている)


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北海道函館付近の土偶たち、最初の顔の土偶は笑顔が素敵だ、下の土偶は中空土偶で北海道初の国宝となっている。

 

細内所長の旅日記: 2013年6月

群馬での講演帰りに上毛の観音山古墳にて、古代への思いを強くした。

いずれも講演後に立ち寄らさせていただいたものだ。

☆彡

2023年4月15日 (土)

朝ドラ「らんまん」と牧野富太郎博士

小学生のとき読んだ「植物学者・牧野富太郎物語」が、今の私の研究者としてのベースがそこにある。

この4月からNHK連続テレビ小説「らんまん」は牧野富太郎がその主人公として描かれているが、私は小学生のときから牧野富太郎のような科学者を目指していたが、研究という道は歩んだものの地域コミュニティの研究という社会科学の分野に進んでしまったようだ。

中学1年の時、小生がまとめた「ミツバチの研究」(実家の母が養蜂店を経営)が宇都宮市教育委員会が主催するコンクールで理科の部の銀賞を受賞した。家で副業として養蜂をやっていたから身近にみつばちが存在した。

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また近著の「新版コミュニティ・ビジネス細内信孝さんからのメッセージ (gakugei-pub.jp) 」学芸出版社のコラム(95ページ参照)で牧野富太郎と龍馬のことを紹介した。

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そのベースとなったのが次の当ブログである。

2010年2月11日 (木)の細内ブログ「坂本龍馬と牧野富太郎」より

先週の高知講演では、講演のあいまをみて坂本龍馬記念館と牧野富太郎記念館を訪ねてきた。






坂本龍馬はほとんどの国民が知っているだろうが、牧野富太郎は理科系の人間でもすぐに分かる人は少ないだろう

両者を比較すると、龍馬のような国家に大革命をもたらす人材は100万人に一人でればよいが、牧野のような植物学者、すなわち科学者は多ければ多いほどよいというのが小生の考えだ(科学の進歩が経済発展を促し、人々の暮らしを豊かにするから)

40年前の小学生の頃、学者・牧野富太郎の伝記を読んで科学者をめざしたホソウチ所長ではあるが、結果は地域経済、コミュニティ振興の研究者となった(シンクタンクなどの研究所勤務は24年間)。牧野博士同様、小生も大学では非常勤(万年)講師としてすでに12年が経過した(牧野富太郎博士は東京大学講師を約50年近く務めたが、さまざまな事情でとうとう教授にはなれなかった)

今思うに子供の頃読んだ伝記の刷り込みが、現在の小生の姿に投影しているものなのか、それとも自分はこの程度の実力だったのかと思い、牧野富太郎記念館を後にした次第である

先人を敬うこと、先人になれることは、子供の頃から始めたほうがよい」が小生の体験談だ

坂本龍馬記念館は個人の寄付金などで完成したと聞いたとき、高知人の懐の深さに感じ入った次第である

ちなみに坂本龍馬像も高知の青年たちの先人を敬う気持ちで寄付金が集められ、桂浜に建ったそうだ

今、坂本龍馬像と坂本龍馬記念館は高知の桂浜にある

一度訪ねられることをお薦めする

http://cbhakase.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-840f.html

好奇心旺盛な私は、後日東京八王子南大沢の都立大に保管されている牧野の植物標本50万点(牧野標本館)と練馬区の牧野記念庭園記念館(牧野の自宅跡地)を訪ねたのはいうまでもない。

一つの結論として子供のころから好奇心旺盛で探求好きな青少年を育成することが大切だ。

☆彡

2023年4月12日 (水)

細内所長の旅日記ブログが1500回を達成しました

当ブログで、とうとう1500回のブログを達成しました。

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本日4月12日は22年前に住んでいた神奈川県川崎市菅北浦の薬師堂に大願成就のお礼のため参拝してきました。この薬師堂は1187年に頼朝の御家人稲毛三郎が建立し、義経の母・常盤御前の霊をお守りしているそうです。

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眼が良くなる薬師如来様と菅の獅子舞が特に有名です。また菅北浦は黒澤監督の「7人の侍」(東宝1954年公開)のロケ地でもあったそうです。現在の西菅の日本女子大通りだそうです。

菅薬師奉賛会の広田会長さんと一緒に写真を撮らさせていただきました。

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このお面は私が京都・奈良の修学旅行時に購入したもので、その後ご近所に住んでいるときに寄進したものです。

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薬師堂近くのコミュニティ・ガーデン

☆彡

2023年4月 7日 (金)

満月は慢心を生む。だから私は14番目の月が好き

清代の鄭板橋の書画を10数年前に大学時代の恩師からいただいた。恩師が中国講演時に博物館でその拓本を購入されたものらしい。板橋の文字はユニークでまるで跳ねているようだ。

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意訳すると「満月に満たないところに努力する心が起きる」らしい。

ユーミンの歌曲に「14番目の月が好き」という歌もある。

日光東照宮の陽明門の4柱のうち1本は逆さ柱で今だ完成されていないという。

満月は慢心を生む。心に隙が生じる。

腹八分目、過ぎたるは及ばざるがごとしが人生の成功かつ長生きの秘訣らしい。

松平家康が良い見本である。

(細内のFBと同時配信)

☆彡

*

2023年4月 3日 (月)

私の公用パスポート

1993年1月の30年前に使用した公用パスポート(外務省発行)が出てきた。
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思い出すと、当時勤務していた住友信託銀行の研究所から国際開発センターに出向し、出向先からJICA派遣となり、東南アジアのマレーシア、タイ調査団の一員として、約1か月間にわたり使用したものだ。
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パスポートには官職名と渡航先が記載されている。
それ以降、公用パスポートの再発行はない。
ただし、中央官庁等の各種委員は以下の通り多数こなしている。
  • 通商産業省(中心市街地活性化室コミュニティ・ビジネス検討委員 2000年度 )
  • 経済産業省(市民ベンチャー事業推進委員 2002年度 、環境コミュニティ・ビジネス事業推進委員 2003年度 )
  • 国土交通省(地域づくり戦略研究会委員 2004年度 )
  • 総務省(住民サービスワーキンググループ構成員 2004年度 、地域情報化アドバイザー 2007年度~2019年度(13年間) 、地域情報化評価会(ユビキタスタウン)委員 2009年度 、ICT地域マネージャー 2015年度 )
  • 厚生労働省(雇用創出企画会議委員 2004年度 )
  • 内閣府(男女共同参画局地域活性化事例研究事業アドバイザー(女性起業アドバイザー) 2006年度 )
  • 参議院(議会事務局 地域コミュニティ再生研究会委員 2008年度 )
  • 墨田区(産業振興会議委員 1999年度~2000年度)
  • 三鷹市(商工振興対策審議会委員 2001年度~2013年度)
  • 横浜市(市民経済雇用活性化戦略会議委員 2002年度)
  • 名古屋市(名古屋の将来を語る懇談会委員 2005年度) 
  • 青森県(「あおもり人財ネットワーク」コーディネーター 2009年度)
  • 青森県(青森県農山漁村「地域経営」人財ネット・コーディネーター 2019年度~2022年度)
☆彡

2023年4月 1日 (土)

映画WINNYに見る、自滅する技術大国・日本の驕り?

先日東京都立大近くで「WINNY」という映画を見てきた。著作権という現代の知的課題をどうとらえ、どう処理していくのか。米国のガーファ(Google、Amazon、Facebook、Apple)が新産業(生活のプラットホームを提供)として成立する前にも日本にその萌芽があった。インターネット・ソフトウェア「WINNY」はその一つである。そして著作権法違反ほう助で告訴された天才プログラマー金子氏の闘争物語である。

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日本ではなかなかイノベーションが起きないが、その萌芽が育たない原因を考える上できっかけとなる映画である。

最近日本の野球やサッカー、バスケなどのプロスポーツが隆盛を見せる中、日本製のロケットが不発を起こしたり、国産ジェット機がマーケットに離陸できなかったり、試運転中のLRTが脱線したりと、日本の技術力の低下が大きく心配される訳である。

次の一手をどう打つか、GDPがまもなくドイツ(人口約8千万人で日本の人口の2/3で、いかにその生産性が高いかが分かる)にも抜かれ、世界第四位に繰り下がろうとしている我が国にとって考えさせられる昨今である。

細内のFBと同時配信

☆彡

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