椋鳩十と私
小学5年生の教科書に掲載されている椋鳩十の作品『大造じいさんとガン』『クロ物語』をご覧(お読み)になったことがあるだろうか?
もともと椋さん(久保田彦穂が本名)は長野県喬木村の出身、法政大学を出て、昭和4年の世界大恐慌時、姉が女医をしていた鹿児島県の代用教員から高等女学校の教員となり、戦後鹿児島県立図書館長として鹿児島方式の「母と子の20分間読書」や「図書館ネットワーク化」を推し進めた。二刀流として児童文学者椋鳩十としても活躍した。
私は、10年前に長野県喬木村から「まちづくりの講演」を頼まれ、その後1年ほど仕事で同村へ通った。その時、詳しく椋さんを知った。「法政大学、喬木村、鹿児島市」の3か所で講演したのは、椋さんと私しかいないだろうというのが「私の自慢話」の一つである。
地元東京都稲城市の図書館で司書さんと椋さんの本の話しをしていたら、一般の人(鹿児島生まれの人)から声を掛けられ、いただいたのが、この椋さんの掛軸だ。こんな素敵なご縁があるものだ、と感嘆した次第である。(細内の公式 Facebook と同時発信)
« 事業にはリスクがつきものであることをけして忘れてはいけない | トップページ | 注文の多い小売店でシニアは泣いている »
「細内所長のコミュニティ・ビジネス探究」カテゴリの記事
- 私が監修したCB事例紹介の記事(2024.11.14)
- 2025地域デビュー応援講座(2024.11.08)
- ボランタリー経済の誕生と松岡正剛(2024.08.25)
- ベンチャービジネスの生みの親(2024.08.04)
- 現在細内所長の旅日記は、1535回を迎えました(2024.07.18)