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2023年9月

2023年9月23日 (土)

なぜ長野県が日本一の長寿県なのか? 細内解説

2022年の調査によると全国一の長寿県(女性1位、男性2位)は長野県である。

その主因を私なりに、学生時代の4年間の長野生活と毎年仕事等で訪問した実績からも、その解題を試みた。

40年前に比べ、まずは塩分の摂取量が大幅に下がったことで食事改善指導が成功した。鯉こくの味噌汁は塩分量も多く、他地方の2倍はあったように舌が覚えている。

第二は60歳を過ぎても、地縁関係の中に緩やかな働く場がある(有償のコミニティ・ビジネスが周りにたくさんある)。

第3は多種類の野菜を自ら沢山作り、食べるようになったことである。

最後に、この3つを支える農協の支援や県の医療福祉や健康指導が大きく影響していることは言うまでもない。この4つの輪が相互に作用し、長野県を20年近く日本の長寿県の一つとして支えている。

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ピン、ピン、コロリが本当に良いか?私には分からない。

長野県南佐久郡の生まれで、丸子(現上田市)、佐久市で長年生活し、84歳を過ぎてから我が家にやってきた義母、94歳まで長寿を全うした。

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伊那地方出身の山口進の版画『木曽駒ケ岳の遠望と麦踏』(筆者蔵)

☆彡

細内の公式FBと同時配信

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2023年9月 8日 (金)

カンペイ大社と奉賛会

昔からあった日本的クラウドファンディングの跡(奉賛者石碑)を発見。ここは出雲族が国開きをしたと記載あり。
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一口、最高1,000万円也。
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地域で愛される博物館、美術館、図書館にはこの手があった
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表参道の長さが2.5キロメートルもあり、3つの鳥居がある。さすがカンペイ大社だ。
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曽祖父が宮司だった神社大好き人間

コミュニティ・ビジネスと大漁旗

四国愛媛県のある市でコミュニティ・ビジネスの講演をしたとき、市役所のロビーに100本近い大漁旗が掲げられていました。

「大漁旗が1本欲しいな」と軽く言ったところ、担当の職員さんが『先生欲しい旗を1本どうぞ』ということで、いただいたのがこの大漁旗です。

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昔トロール船は100隻近くあったそうですが、講演当時には2隻に激減していたそうです。これは市に寄付されたあるトロール船の大漁旗の一つです。

ここは魚介類でなく、豚肉をメインにしたちゃんぽんが正当な町だそうです。魚介より豚肉の方が当時値段が高く、ごちそうだったそうです。わかる気がしますが、よそ者には港町で食するちゃんぽんには魚介類が一番だと思います。

☆彡

研究員が見た東京駅遠望

サラリーマン研究員時代の当方研究ブース内の写真が出てきました。1990年初頭にマックSE20を使用していました。30年前のことです。愛用の鉄道時計が見えますね。全国の講演で持ち歩きました。今でも所有しています。

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その金融機関の研究所は東京駅前にありましたが、写真は会社の窓からみた30年前の東京駅遠望です。赤レンガの駅舎は戦後修復時のものです。

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東京駅前から新幹線と長距離バスが出ていました。

☆彡

2023年9月 5日 (火)

福原義春さんの励ましの言葉を想う

資生堂の福原義春さんの訃報の記事を目にした。

それは21年前の立教大学大学院(当時私は立教大学院の兼任講師でコミュニティ・ビジネス論を教えていた)の講師控室でお会いした時のことである(福原さんも当時立教大学院でメセナ論を教えていた)。
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名刺交換と少しの談義をさせていただいたが、印象に残っていることは、私がまちづくり(CB)の講演で全国を飛び回っているとお話しをしたとき、『日本全国を講演でまわることはたいへんですが、それはよいことですね。ぜひ頑張ってください。』と励ましのお言葉を頂いたことである。
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後日福原さんが版画好きであることを知り、版画談義ができなかっことが、いま思えば残念なことである。
ご冥福をお祈りする。合掌

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