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2024年8月

2024年8月25日 (日)

ボランタリー経済の誕生と松岡正剛

私にとって、彼の著作、情報文化研究フォーラム 編『情報と文化 多様性・同時性・選択性』NTT出版、 1986年が知の人・松岡正剛さんとの初めての出会いであり、その後、ワーマン, リチャード・S『情報選択の時代』日本実業出版社、1990年(翻訳本)で彼の知を再確認し、そして1994年に私がヒューマンルネッサンス研究所(HRI)の主任研究員として転籍してから、転籍先のHRI(オムロンの研究所)での研修会でご本人にお会いし、日本の花鳥風月について議論したのも懐かしい思い出である。煙草と講義の際のペットボトルが似合う方(当時ペットボトルの水は一般化しておらず、それを要求するのは稀)でした。

また、その年に通産省の「ボランタリー経済の誕生、自発する経済とコミュニティ」という珍しい委員会で、座長の下河辺淳さん、金子郁容さん、委員会の事務局(会社)として松岡さんらとお会いしてから、早30年が経過している。当時下河辺さん、そして金子さんにもお世話になった。

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今回の松岡正剛さんの訃報に接し、私の情報学、情報財、そしてボランタリー経済、コミュニティ論、コミュニティ・ビジネス等の研究過程(その成果が、写真に映る私の書籍(41冊)であり、東京都稲城市立中央図書館で所蔵されている)において、大変勉強にそして励みになったことを記して、ご冥福をお祈りする。

合掌 細内信孝

☆彡

2024年8月16日 (金)

我が国の伝統芸能・歌舞伎は常に変化するもの

時代の先端にある伝統芸能は、権力者の保護よりもむしろ民衆の贔屓を受けて自由に変化・上昇するもの

現代歌舞伎にタップダンスやムーンウォークを入れてもよいではないか

そして台詞を全面的に現代口語に変えてもよいでないか

また公演時間を今の時間に合わせて映画並みに2時間にしてもよいでないか

時には客席を何回転させるかという発想も必要だろう

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そして歌舞伎は、民衆の支持・批判を受けてさらに発展するもの

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歌舞伎には、そうした力強い推進エンジンが秘められている。

☆彡

2024年8月 4日 (日)

ベンチャービジネスの生みの親

昨8月3日、全国紙の訃報欄にベンチャービジネスの第一人者・清成先生(中小企業論)の記事が掲載されていた。

一般的には、法政大学の元総長といった方が通りが良いだろう。

私が清成先生とはじめて名刺交換をさせていただいたのは、当時金融機関の研究所に勤務しているときであり、ある委員会の事務局をその研究所が担当していたからだ。

何度かオブザーブで委員会を傍聴させていただいたが、清成先生の温厚な人柄が今でも印象に残っている。

その後、私が法政大学大学院政策創造研究科にコミュニティ・ビジネス論の兼任講師として招かれたが、清成先生とは全く違うルートからのお誘いだったが、ベンチャービジネスとコミュニティ・ビジネスの研究縁から喜んで講師(6年間在職)をお引き受けした。

ご冥福をお祈りする。

合掌

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☆彡

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