« 私の小さな社会貢献活動、著作54冊-所蔵数86冊を稲城市立図書館6館で寄贈達成 | トップページ | わが国のソフトの劣化がとても心配だ! »

2025年1月10日 (金)

巳年に思うこと、小さな社会貢献活動は個人ベースで積極的に競いあうもの

今まで日本における社会貢献は、どちらかというと、つつましやかに目立たず、隠すことが美徳であると思われてきたが、最近は名前を明らかにし、それを積極的に他者と競い合いながら、地域社会に貢献することが地域の発展に寄与するものと理解されている。

欧米においてはシニアになると公園にベンチを寄付するなど、寄贈した人物の名前がラベルとしてベンチの裏面に付帯しているケースだ。例えば、それは”トムおじさんの素敵なベンチ”などと寄贈者の名前付きで、耐用年数を過ぎると新しい寄贈者があらわれ、新陳代謝を繰り返し、公園の名物の一つとなる。お金による納税や寄付などもよいが、自分独自のものが多様化を促す。何もみな同じ貢献でなくて、人それぞれ違っていてよい。自分にあった得意技を社会に還元すればよいのである。そうした理由から、小生は、公共図書館等に拙著を積極的に寄贈することを私の小さな社会貢献活動としている。

企業などは、ネーミングライツとして、地域の体育館や野球場、そしてサッカー場、公共のホール、公会堂などのネーミングの命名権を期限付きで購入し、地域社会に貢献している。それは地域文化の一つとして、地域の未来へとつながっていく。

今や美徳を求めて、つつましやかに隠す古い慣習は、時には躍動する蛇のように脱皮が求められているのかもしれない。

巳年 2025年

 Img_20231130_103235

2023.11 岡山県笠岡市郷土館にて古き友と

☆彡

« 私の小さな社会貢献活動、著作54冊-所蔵数86冊を稲城市立図書館6館で寄贈達成 | トップページ | わが国のソフトの劣化がとても心配だ! »

小さな社会貢献」カテゴリの記事