グルメ・クッキング

2007年11月 9日 (金)

新街道を行く(14)秋の秋田路を行く

 明日11月10日、秋田市にて講演のため、前泊で秋田入りをしました。

 秋田新幹線は満席でした。終点の秋田駅までこんなに混んでいるのは久しぶりでしょうか。やはり景気がよいのでしょう。いや金曜日という特殊要因もあるでしょう。ビジネスマンが多かったですが、家族連れの里帰り客もおりました。東京から4時間の乗車は少し腰が痛くなりました。小生には新幹線3時間が最近の限度でしょう。昔のように食堂車があれば多少は違っていたでしょう。そんな楽しみのなくなった最近の鉄道旅行でしょうか。

 さて20時に秋田駅について少し残念なことがありました。秋田といえば”稲庭うどん”ですが、駅前の店は客もまばら。それに対し、讃岐うどんのチェーン店は満席状態でした。

 どうしてでしょうか。それはプライスが全然違いました。讃岐うどんは100円台から300円台がメニューの主流、それに対し、稲庭うどんは2倍以上の600円から1500円まで。これでは勝負になりません。讃岐うどんのお店は制服姿の高校生が屯しており、黒山のように見えました。お腹を空かした高校生にはかないません。所長は足早にお店の前を通り過ぎました。

 細内所長は、秋田で讃岐うどんを食べるわけにはいきません(香川で食する讃岐うどんは大好きですが)。腹を空かしたままホテルにチェックインしました(少しやせ我慢か、メタボ対策か)。

 郷に入っては郷の物を食す、です。こうしたこだわりも必要です。

これ名言かも知れませんね。

 地産地消、これが究極のスローフードですね。