日記・コラム・つぶやき

2024年12月 4日 (水)

堀田先生を悼む

本日2024年12月4日堀田先生が11月下旬に鬼籍入りされたことを大手新聞で知った。

11年前に京王相模原線の若葉台駅から新宿駅まで車中談義をさせていただいたことを思い出す。

京王線の車中で堀田力先生と生き方、働き方の問答をする: 細内所長の旅日記  hosouchi188@gmail.com

「これからは、老々介護が必要になるだろう」といわれた先生の言葉が忘れられない。

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身近なところで介護サービスを見る機会が増えた。

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老々介護も、ボランティアや市民活動、相互支援が大切だ。

堀田先生のご冥福をお祈りする。

☆彡

2024年10月10日 (木)

公共図書館満席の時代

地方の街では書店が消えていく昨今、首都圏の公共図書館では、月に新刊900冊の寄贈本があるという。

日になおすと1日平均30冊の寄贈である。

また最近は新聞をとらない家庭が増えている。公共図書館でまとめ読みをしている年金生活者が少なくないという。朝から夕方まで冷暖房のきいた図書館は満席状態である。

地域の公共図書館では高齢化に伴いシニアの姿が増え、新聞も新刊も順番待ちになり、人気の新刊は貸し出し予約100人待ちも少なくないという。100人待ちだと6か月以上かかる時があるという。

こうした現象をどうとらえたらよいのであろうか?

新聞社も出版社も書店も、経営が難しい時代に入っている。

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☆彡

 

2024年6月 8日 (土)

さあ―大変だ。新聞の発行部数が減っている

新聞の発行部数が減っているという。

そして、いま図書館の新聞閲覧コーナーが大繁盛しているという。

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定年を迎えた御仁が自宅で新聞をとるのをやめ、近くの図書館で無料の新聞を時間をかけて閲覧しているからである。日本の高齢化率29%で約三割が65歳以上の高齢者だから。

地域社会の変化はこうした身近なところからやってくる。

2023年10月16日 (月)

あの素敵な昴に乾杯、そして合掌

50年前の1973年、高校1年生の時、我が母校は高校野球の県大会決勝で、あの昭和の怪物江川君と対戦し、あっさりと負けてしまった。
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同じ年の秋、学園祭にあのアリスがやってきた。私は彼らの楽曲よりも、クレバーな大阪弁を操る谷村チンペイという兄貴に興味を覚えた。
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高3の時、学内講演に、当時伊藤忠商事副会長の瀬島龍三氏を、母校の校長(彼と校長は学校が同期だった)が呼んできた。その時、世界を股にかけて何でも売買する総合商社というものを初めて知った。
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高校時代を思い起こすニュースが、10/16午後のコーヒータイムに、スマートフォンから文字情報として流れ、我が目を疑った。
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あの"素敵な昴"に乾杯!、そして"合掌"をした。
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(細内の公式FBと同時配信)

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マンション管理組合における理事の仕事とは

今年1月にマンション(845戸)の理事に就任した。任期は1年である。

東京代々木のマンションの理事に就任して以来、15年ぶりの理事就任だ。

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今年は、管理組合主催の防犯パトロールも積極的に参加し、すでに3回になる。

1月からの月1度の管理組合の理事会も皆勤賞だ。そのうちZOOMによる参加(携帯電話のテザリングで利用がOK)は1回である。まさにインターネット活用の時代である。

マンション内のニュースペーパーも編集責任者として、すでに2回発行した。そして地区自治会主催の大運動会にも初めて参加した。

来週には、地区内の他マンション群との交流会も控えている。

地域コミュニティへの接点は、こんなご縁から始まる。

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東京都(人口1400万人)の多摩地区(26市3町1村で人口430万人)は、自然豊かなところである。

☆彡

2023年4月12日 (水)

細内所長の旅日記ブログが1500回を達成しました

当ブログで、とうとう1500回のブログを達成しました。

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本日4月12日は22年前に住んでいた神奈川県川崎市菅北浦の薬師堂に大願成就のお礼のため参拝してきました。この薬師堂は1187年に頼朝の御家人稲毛三郎が建立し、義経の母・常盤御前の霊をお守りしているそうです。

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眼が良くなる薬師如来様と菅の獅子舞が特に有名です。また菅北浦は黒澤監督の「7人の侍」(東宝1954年公開)のロケ地でもあったそうです。現在の西菅の日本女子大通りだそうです。

菅薬師奉賛会の広田会長さんと一緒に写真を撮らさせていただきました。

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このお面は私が京都・奈良の修学旅行時に購入したもので、その後ご近所に住んでいるときに寄進したものです。

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薬師堂近くのコミュニティ・ガーデン

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2022年11月17日 (木)

我々は文明開化以降の時間泥棒を断ち切れるだろうか?

明治期に福澤諭吉が作ったといわれる言葉、「経済」とはいったい何だったのだろうか。
それは極論すれば「時間」であったというのが、私の結論である。
その象徴は、かってテレビから流れてきた『開いててよかった「7-11」』や『24時間戦えますか』という言葉にも集約され、エンデの「モモ」の『時間泥棒』もそのたぐいである。
江戸時代の日本人は時間に関して鷹揚であったと外国人の旅行記などに記載されている。文明開化の鉄道開始(明治5年)の150年前ごろから時間に敏感になり、脱亜細亜を唱え、時間を気にする民族へと変貌した。
そのデメリットとして今や一億二千万の国民全員が時間泥棒に遭っているように思えてならない。その証左は世界で一番睡眠時間の短い日本人が話題になる。
新しい資本主義を提唱するどこかの国の首相に参考としてもらえればありがたい。
(細内のFBと同時配信)
(元法政大学大学院政策創造研究科兼任講師 2008年~2014年)
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東京の銀座線銀座駅にある地下鉄の父、早川徳次はいま何を思うだろうか   

2022年10月21日 (金)

経済という魔物に支配される現代社会(現代版エンデの時間泥棒)

若いころ、ある学園の座禅会に毎月参加していたが、当時学園の理事長(高僧)は大学から付属幼稚園までの園長も兼ねていた。彼は座禅会後の講和で幼稚園にはスクールバスを導入していないことを誇りに語っていた。

それは父母が子供たちと一緒に毎朝コミュニケーションをとりながら通園することがとても大事であることをおしゃっていた。昨今の静岡県の通園スクールバス事故を耳にするたびに、その理事長の言葉を思い出す。今はその幼稚園にもスクールバスが導入されているが、幼稚園の経営という視点から見ると致し方ないものなのか。現代社会は経済という魔物に時間を支配され、ほんと生きづらい世の中なのだ。

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2022年10月 5日 (水)

北海道東北の人口減少が大変だ!!!

北海道東北の人口減少が大変だ(概算で書きます)。北海道の人口はいま516万人、そして東北6県の人口は851万人で、神奈川県1県の923万人よりも少なく(20数年前はほぼ一緒だった)、しかも毎年東京都稲城市の人口9万3千人分の人口減少が続いている。
全国人口減少率のベスト3は、秋田県の対前年-1.5%がトップで、2位青森県、3位山形県と続く。雪国3県だ。しかも北海道東北の人口合計は1367万と、東京都単独の1403万人よりも36万人(和歌山市の人口分)も少ない。いかに東京一極集中が顕著かを証明する数字だ。
ここで提言を1つ。日本の北海道東北地域の人口を増やすために、人口増特区を設けてはどうだろうか。地域内に人口を増やすために、思い切って消費税ゼロの特区を設定したり、新規起業者の10年間法人税ゼロ特区、3人以上の子だくさん者の所得税ゼロ特区など、いくらでも政策はあるはずだ。斬新な政策が打てないのは政治のせいでなく、イーロン・マスク氏に言われるまでもなく、『このまま人口減少が続けば日本は消滅する』は、我々市民(日本人)の側にそのことに対する自覚が足りないからだろう。(元大学院政策創造研究科兼任講師)
CB総研のFBと同時配信>
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2022年3月10日 (木)

コロナワクチン接種後の副作用緩和に『ライオンのおやつ』を見るのが一番の良薬(おやつ)だ

2回目のコロナワクチン接種後の副作用?で帯状疱疹を発症し、やっと体の痛みも少し和らいだので、気分転換に公立図書館に行き、新刊コーナーに並んでいた『ライオンのおやつ』(原作小川糸 NHKエンタープライズ DVD4枚のセット)を借りてきた。
ヒロインの顔が4ケースとも同じで、4つの同じ顔が一列に並んだパッケージの“シンプルさ”に魅せられ、またタイトルの『ライオンのおやつ』というユニークさに惹かれ、借りることにしたのである。そもそも「ライオンの家」はホスピスの名前で、おやつとは午後3時に出される入居者(患者さん)の思い出のおやつ、というわけだ。
見始めると、病を抱えたヒロインのホスピスでのスローテンポな暮らしとその色調がモノトーンなシンプルさで、かって25年前に調査研究で訪問したスイスのドルナッハにあったシュタイナー本部の町の雰囲気、環境に似ているな、と1ケース目のDVDをしまい始めたとき、スイスでの風景が私の脳裏をよぎった。
その後、16年前に母をホスピスで看取ったとき、日本のホスピスの配慮のなさに失望した。個室の病室にどこもテレビが置いてあったのである。テレビの放映されている日常の暮らしの中で、旅立ってもらうためにテレビが置いてあると、担当者が言っていたが、患者もその家族もホスピスにテレビは必要ないだろう。むしろ私はその無神経さにいら立った。
今の日本社会で人智学のシュタイナー(ライオンのおやつ)のようなスローな暮らし、シンプルライフを維持できる場所は、もはや人里離れた山奥か、小さな離島ぐらいしかないのであろうと、4枚目のDVDをしまうとき、そう思った次第である
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そして、今も昔も、喧噪の中でひしめきあい、世知辛い世の中が、わが愛すべき日本なのである。
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