日本の社会は、政府が先導的に未来を誘導しすぎるきらいがあり、協働作業、多世代参加を旨とした米づくりを地域コミュニティの社会的な生活基盤として、発展、成長してきたわが国や東アジアの亜熱帯モンスーンの国々では、欧米諸国とは違って、地域コミュニティそのものが社会的な問題解決の基盤となるのである。だからこそ、住民主導の地域資源を活かしたコミュニティ・ビジネスが必要不可欠なものとなるのである。
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土器は、縄文中期の共同作業知の一つ(東京狛江市から出土)
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一方、キリスト教を天に仰ぐソーシャル、社会的資本からのアプローチは、欧米先進国を中心に、近代大都市型の問題解決手法である。日本の頭(政府)は、明治維新以来、欧米先進国、近代大都市型の問題解決を良しとしてきたが、東アジアのモンスーン的風土は、地域コミュニティをベースしたアプローチ、すなわち住民主導の協働作業、多世代交流型のコミュニティ・ビジネスの存在(三世代交流の知恵や相互扶助、共同作業知などの生活文化)が欠かせない。そこに大きな文化差が生じているのである。
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各自が自立して有機的に機能するオーケストラを表現する欧州のお土産品
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このことは、講演や調査の仕事で国内47都道府県すべてと、そして海外での招聘講演で韓国、台湾を何度か訪問し、研究調査でも長期間滞在でタイ、マレーシア、ベトナム、中国、インド、米国、英国、ドイツ、フランス、イタリー、バチカン、スイス、オーストリア、チェコ、スロバキア、ハンガリーなどに滞在し、各地の地域コミュニティを訪問して「日本とは違う」と気づかされました。特にキリスト教を国づくり、地域づくりの基本、すなわち生活の行動指針をキリスト教に置いている国や地域とは、その方法論で一線を画すようであり、日本には日本にあった主権在民の民主主義が必要である。
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韓国ソウルでの国際シンポジウムにて招聘講演を行う
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台湾客家委員会からの招聘を受け、台北市での国際経済フォーラムにて基調講演を行う
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自戒を込めて、ミツルものは衰退する、14番目の月が程よいという鄭の漢詩
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