細内所長の経験則

2018年1月14日 (日)

介護用品もリースにするか購入するか、価格構造・損益分岐点を踏まえて考えると良い

今回は車いすの価格を考えてみる。

要介護3の親族がいた経験からその価格を調べてみた。
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月のリース料が介護保険適用で1/10だから、個人のリース料が500円なら、本来のリース料は5,000円(介護保険で差額の4500円を負担している)となる。これに業界経験則の価格率16倍を掛けると、本来の車いすの正味価格8万円が出る。
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つまり月500円でリースしていた車いすの正味価格は8万円の車いすとなる。これにはメーカーの祖利益〇%と販売店の祖利益〇%が含まれており、介護専用の店舗やデイサービス等で販売、もしくはリースされることになる。
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介護用品をリースにするか、購入するかは、こうした価格構造・損益分岐点を踏まえて選択すると良いだろう。
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ただし保険適用には、年間10万円までとか限度額が設定されているから事前確認が必要だ。また普通の手押し車いすと電動車いすでは価格が大きく違うので、使い手の使用目的や操作方法などを確認することが欠かせない。
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☆写真は朝日新聞の町内会でもできるCBの取材記事より(細内所長のコメントが最下段に掲載されている)
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※CB総研のFBと同時配信

2018年1月 8日 (月)

現状に満足したら事業運は止まってしまう

起業家にとって現状に満足したら事業運は止まってしまう。

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起業家からやがて企業家となる人は、事業を引退するまで、止まっては駄目。創業時は失敗、後悔の連続になる。
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その際、創業メンバーの多くはシャッフルされて、辞めていく。退場者がいるからこそ、残ったメンバーの絆はますます強くなり、事業の方向性が固まっていくものだ。
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還暦を迎えた経験則からそう感じる今日この頃だ。
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