取材

2018年6月 5日 (火)

最近の取材から想うこと、自立や障害を考える

個人やコミュニティの生活における自立や障害を考える上で参考となる書籍を紹介しよう。

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1つは「ADAの衝撃(障害をもつアメリカ人法)」八代英太、富安芳和編著で、アメリカにおける新公民権法の一つとして考えられているADA法の意義とその成立過程を解説している。ADA法は連邦法として施行から28年経過しているが、自立とは何か!加齢とともに障害を持つとは何か!日本の超高齢社会を考える上で参考となる1冊だ。(いかに自立した生活がし難いかを認識すべきとき、おまかせではもう国が成り立たない)
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もう一つは「自立生活運動史」中西正司著で、自ら障碍者の立場で、日本における30年の自立生活を追い求めて、いかにして社会を変えていったかを赤裸々に語っている運動史。米国のADAの現場を参考としつつも、日本型のADAを求め、さらにはアジア各国の障碍者との交流を通じ、その懸け橋を築こうとしている。これからの日本の社会保障、特に介護保険制度の再考を促す上できっかけとなる本だ。
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CB総合研究所のミッション
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1)コミュニティ・ビジネスを活用し、自力で生きて行ける市民(中間所得層)を増やすため、その普及に取組む
自力とは、(1)自己雇用、(2)自給自足、(3)相互扶助、(4)自己学習を総合的に行う能力を備えていること

2)地域コミュニティの自己決定権(コミュニティ自治)を取り戻すためコミュニティ・ビジネスの考えを広める


3)地域コミュニティにおいて持続可能なコミュニティを保持するためコミュニティ・ビジネスの普及を行う
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*これって手話なんですね。障碍者の発表に会場は拍手喝采!

2018年5月21日 (月)

中国の子供たちに有名な日本の立志伝人物と相まみえる

先日取材のため、オイシックスドット大地の会長藤田さんに会ってきました。

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藤田さんとは、2003年9月に英国外務省等の招待で英国のNPOやNGOを一緒に視察して来て以来の付き合いです。
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2003年9月英国外務省からの招きで渡英した訪問団メンバー(中腰の茶色のスーツ姿が藤田氏、筆者はその右隣りのジャンパー姿)。
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訪英団のメンバーはのちに世界100人の社会起業家や大学教授、市議会議員から国会議員、社会企業家まで輩出する。
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彼は毎朝5キロを走り、年間1万2千キロを走破するそうですが、食後にツイッターで毎朝の食事を日本語と中国語で発信しているそうです。しかも大地の有機宅配を使用した産地解説つきだそうです。(毎日奥さんは大変そうですね)
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そして、その際、手渡されたのが、次の写真の中国でベストセラーになった「藤田和芳物語」です。これは日本風に言うと、彼の立志伝だそうです。中国の農村部で親と離れて暮らす6,000万人の子供たちに読まれている(中国の出稼ぎ留守児童6,000万人を対象とした読み聞かせの運動「新千一夜物語プロジェクト」で「藤田和芳物語」が課題図書に選ばれる)そうです。日本人の登場は、新千一夜物語プロジェクトの中で彼一人だそうです。
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現在、北京と上海には、合弁ですが彼の出資する有機農産物の宅配会社があります。マーケットボリュームが日本の10倍以上だけに将来会社は有望です。Twitterでは、毎朝食べる食事内容を日本語と中国語で発信し、自社の有機農産物をPR(?)しています。社会企業家は未来の種まきも怠りません。
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北京大学で対談する藤田氏とユヌス氏(2014年)
藤田氏のスマホより
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